おはようございます。
ずいぶん寒くなりましたが、体調は変わりないですか?
先日、あるところで研修講師をさせていただきました。
どんなことをしたかというと
「根拠のあるケアマネジメント」
という題で
ケアマネの経験や職人芸でケアマネジメントを行うのではなく
どこに根拠があって、それをもとにどのようにケアマネジメントを行っていくのか。
そんな話をさせてもらいました。
で、やはり、仕事に慣れてくると
どうしても自分の経験で、その人その人の癖が出てくる
というか、ついてくるんですよ。
だから、ケアマネジメントの基本を見直して
癖を修正する必要があるんです。
ただ、介護保険ってローカルルールもあったりして
非常に複雑な制度になってきてます。
その一つが、保険者の指導の違い。
この研修でも
「アセスメントが肝心ですよ。」
「ケアプランを作るためには、まずアセスメントをしっかりしないといけませんよ。」
「アセスメントはケアマネの感じたように入れていいですよ。」
という話をしてたのですが
中に県外の保険者の指導を受けたことがある人がいて
その人が言うには
「○○市からは、アセスメントは認定調査のチェックを丸写しするようにという指導を受けました。」
とのこと。
う~ん
確かに、認定調査員はしっかりとした判断基準の研修を受けていて
誰を調査しても差がないように、基準がそろうようになっています。
でも
ケアプランを作成するためのアセスメントって
認定調査と同じ時にしてるんですか?
それに、今の認定期間って、長ければ4年出ますよね?
調査を受けてから3年以上たった後に
始めの調査の内容と、その時の本人の状態は
果たして一致しているでしょうか?
保険者によって指導が変わるのは仕方ないと思いますが
保険者の方も、根拠のある指導をしていただきたい!
そう、感じた出来事でした。
では、今日も前向きにいきましょう!