おはようございます。
4月からの軽度生活援助事業について、もう少しお伝えします。
なぜ費用が上がるのか?
昨年10月から始まった新しい総合事業との兼ね合いもあって…と説明しました。
ケアマネなら知っていると思いますが
この新しい総合事業の訪問型A(Ⅱ)に、シルバー人材センターも事業者として入っています。
その訪問型Aが対応するサービスに
食材の買い物や大物の洗濯、布団干し、屋内の整理・整頓・掃除が含まれています。
これが、同じくシルバー人材センターの行う軽度生活援助事業と重なっているということ。
利用料金については
軽度生活援助事業は1回2~3時間までで200円(平成28年度まで)、月2回まで
訪問型A(Ⅱ)は1回1時間までで204円(1割負担の場合)、月10回まで。
仕事内容が重なっていて、金額も同じくらいだったので
平成29年度からは軽度生活援助事業の金額を300円に上げるようになったとのこと。
費用のことでもっと説明すると
軽度生活援助事業には高松市から補助が出ています。
訪問型Aは介護保険のサービスなので、利用者の費用負担以外に介護保険から9~8割費用が出ています。
この補助や税金の負担が、市と国、どちらの方が多いか…なんてこともあるのかな。
ただ、訪問型Aのサービスは
基本チェックリストを受けて、事業対象者と認定された人か
介護保険の認定を受けて要支援1、2と認定された人のみが利用できます。
でも、軽度生活援助事業は
65歳以上の在宅で一人暮らしをしている高齢者か
高齢者のみの世帯なら利用でき
基本チェックリストで対象となっているか、要支援の認定を受けているかということは関係ありません。
また
訪問型Aを利用しているからといって、軽度生活援助事業を利用できないというものではありません。
両方を利用することもできます。
(本当に両方が必要なのかは考えていただきたいのですが…)
昨日も書いたように、軽度生活援助事業は地域の高齢者にとって、大事なサービスだと思います。
費用は少し高くなりましたが、今後も継続してほしいサービスです。
そのために、利用する側、勧める側も、適切な選択利用を心掛けていきましょう。
では、今日も張り切っていきましょう!