おはようございます。
先日、「タイガーマスク運動」のきっかけとなった「伊達直人」さんが実名と素顔を公開しましたね。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161209-00010011-abema-soci
群馬県の会社員、河村正剛さん。
若干43歳。
この方が児童擁護施設に10個のランドセルをプレゼントしたのは、2010年のクリスマス。
今から6年前。
と言うことは、まだ37歳のときですよね。
ランドセルって、決して安いものではありません。
それを30代の普通の会社員が、10個もプレゼントするというのは、とても大変なことだと思うんです。
河村さん自身、家庭環境に恵まれず、ランドセルを買ってもらえなかったとのこと。
「子どもたちに、自分と同じような経験をさせたくない。」
と、このランドセルと送る活動を始めたそうです。
ほんと、すごい人だと思います。
みんな同じような思いはあっても、なかなか実行に移すことは難しい。
そして、実行したとしても、それを続けていくことはもっと難しい。
今回、実名と顔を出したのは、活動を始めて数年がたち、だんだんと忘れられていくことを危惧してだそうです。
「顔が見えたほうが、子どもたちの励みにもなると思って。」
とのこと。
また、施設にいる間は様々な支援が受けられても
施設を出てからは支援が届かない。
そのことを大勢の人に知ってもらい、行政も巻き込んでいきたいと思ってのことだそうです。
まだまだ、これからも子どもたちのために活動を続けていくのだと思います。
私はこの河村さんのように立派なことはできませんが、一人でも寂しい思いをする子どもが減ってほしいと願っています。
では、今日も良い休日を!