おはようございます。
私が自立準備ホームっていうのを
友達と一緒にしているのを知ってる人が多いと思いますが
そこに軽度の障がいを持った人が来ることがあります。
基本的に自立準備ホームはその名のとおり
「自立を準備するための家」
なので、就活をしてもらいます。
そのほか日常的な生活行為の自立を目指しています。
でも、軽度でも障がいを持っている人が一人で就職活動を行うのは
かなり難しい…
なので、準備ホームのスタッフが手伝ったりするんですが
障がい福祉サービスを知らないので、支援が難しいんです。
こんな時は、障がい相談支援事業所に相談して
就労継続支援を受けられるようにお願いしたりします。
今までなら、一度B型事業所というところを利用して
その人の作業能力や適性などを見て
契約に基づく仕事ができそうなら、A型事業所に移り
一般就労を目指したりしていました。
ところが、どうやらA型についての改正があったようで
事業を閉めてしまったりして、利用者の行先が無くなっているようなんです。
もともとは、不正に請求をするところがあったので
その規制を厳しくしていったようなのですが…。
就労継続支援は障がいがある人が利用者なので
あまり仕事ができないときがあったり
遅刻や早退もあります。
それがダメだそうで、利用時間を守らないと減算になるんです。
でも、それをごまかして請求しているところがあったとのこと。
それで規制が厳しくなって、真面目にやってる事業所がつぶれてしまうんだとか。
も~、やめてくれる。
何とか仕事に結び付けようと頑張ってる事業所がとばっちりを受けるなんて。
仕事をしたいと思う利用者が、そこに向かう手段をなくしてしまうじゃない。
短時間の軽い仕事から始めて、慣れてくれば長時間の仕事に移行する。
福祉職の助けを借りて、自立に向けて進んでいく。
そんなこともできなくなるんだろうか。
もっと使いやすい、サービスにならないものか。
ため息が出るばかり。
では、元気出して、いきます!