おはようございます。
いよいよ、AIを使ったケアプラン作成の
実証プロジェクトが始まるそうです。
愛知県豊橋市のケアマネ33人が協力して
利用者の情報を入力すればケアプランの内容が提案されるのだとか。
利用する情報は、要介護認定の一次判定で調べるポイント
要するに認定調査の判定基準が中心になるようです。
これをやってる会社は「シーディーアイ」という会社なんですが
親会社はセントケア・ホールディング。
親会社がもっている膨大なデータやノウハウを使って
利用者に最適のケアプランを提案してくれるのだとか。
https://www.cd-inc.co.jp/news/2280/
ここでいう、「利用者に最適」のケアプランとは
利用者の身体機能などが向上する
悪化を予防できる
自立支援に資するケアぷアランってこと。
今行っている介護給付費分科会で頻繁に言われている
「科学的介護」
ここにくっつけたいものなんでしょうね。
根拠を明確にしたケアプラン。
今のケアマネが立てているケアプランでは
根拠が明確になっていないから…ってことでしょうか。
ただ、AIが作ったケアプランをそのまま提供するのではなく
ケアマネが確認して
個々の状態に合わせて調整を行ったうえで
提供する予定だそうで
このケアプランによって利用者の状態がどのように変化したのか
ケアマネの業務にどのような影響があったのか
検証していくそうです。
これでケアプランの作成が楽になるのでしょうか。
もしかすると楽になるのかもしれません。
でも、使う情報が認定調査と同じポイントのみでは
本当に必要なニーズを的確に反映できるのでしょうか?
ここでも必要なのは、ケアマネのアセスメント力だと思います。
うわべだけの情報を入れたのでは
いくらAIが優秀でも、良いケアプランはできないと思いますよ。
皆さんはどう思いますか?
では、毎日忙しいですが
今日も笑顔でいきましょう!