お悩み事は?
Mさんのいとこから相談。高齢であるが、自分の建てた家で一人暮らしをしている。子どもはいない。生活するには十分な年金があるはずなのに、電気や水道が止まることがあり、時々様子を見に行っていたが、郵便物の中にサラ金の督促状を見つけた。聞いてみるとかなり高額の借金があった。Mさんは払うと言っているが、そう簡単に払える額ではなく、自分たちにもどうすることもできない。
自己破産をさせようかと思ったが、どうしても今の家に住み続けたいと言い張るので、どうすればいいのか分からない。
主訴
いとこ「本人の年金で、生活できるようにしたい。」
本人「絶対に今の家で生活したい。」
お勧めした制度
日常生活自立支援事業による金銭管理。
弁護士による借金の整理。
ポイントは?
借金の整理のため、弁護士に相談。
同時に金銭管理を日常生活自立支援事業で手伝ってもらう。
成果
家を売却して借金の整理にあてた。
新しい大家さんと交渉し、Mさんも自宅にそのまま住み続けられるようになった。
日常生活自立支援事業で金銭管理を行ったので、生活が安定した。