苦き良薬

投稿日:

おはようございます。

 

介護がしにくい家族について悩んでいる介護者に

どんなアドバイスをしてあげたらいいか相談を受けました。

 

同居の義両親が部屋に閉じこもって出てこない。

介護が必要な状態だけど

申請さえままならない。

介護を受けさせたいけど拒否するので

部屋の中に何でも用意してあげている。

その用意をしてあげるのが相談者である介護者。

とても大変そうなので

「介護受けたらどう?」

とアドバイスしてもなかなか話が進んでいかない。

こんな時にはどういうふうに言ってあげたらいいんだろう。

そんな相談でした。

 

一般的には

「介護者が介護せずにしばらくほうっておいたら?

本人たちが困らないとサービスを使おうとしないよ。」

って答えるんですけど

こんな場合、往々にして

実は相談に来ている介護者の方が

今の状態を手放したくなくて

自分で今の状態を作り上げているってことがあるんです。

 

きつい言い方をすると

「義理の家族を一生懸命に介護するやさしい自分」

が好きなんです。

 

やさしいことが悪いことではありません。

ただ、今回のような相談はたくさんあって

本当に困った状態になってもサービスを利用することができず

行き詰ってくると家庭内で虐待が始まったり

介護者が疲れすぎてうつ状態になったり

身体を壊したりして

結局介護できなくなり

いきなり「介護施設に入所」

なんて選択しかできなくなってしまうんです。

 

それって本当にしたかったことなんでしょうか?

 

ある方が言っていた言葉です。

 

「やさしい言葉が甘い猛毒になることもあります。

厳しい言葉が、苦き良薬になることもあります。

大切なのは家族に向かって処方したそれらの薬の量が

適量だったかを適宜確認していただくことかと思います。」

 

介護や子育ても同じだと思います。

ケアマネが利用者や家族にかける言葉や

介護のためのケアプランも同じだと思います。

 

すべてがうまくいくわけではありません。

その真っ只中にいる人は、特に

気が付きにくいものです。

 

周りで支援する人が

良薬を処方できるようにしていきましょう。

 

ただし、適宜、その量が適量か確認しましょう。

 

では、天気が下り坂のようです。

今日も前向きにいきましょう!

 

関連記事