認知症と歯周病

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おはようございます。

 

認知症と歯周病に関連があることは以前から指摘されていましたが

アルツハイマー病を誘発する酵素が特定されました。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170807-00010010-nishinpc-sctch

 

この研究では、歯周病の原因菌

「ジンバリス菌」

を毎日少量ずつ、5週間にわたってマウスに投与。

そうすると、投与していないマウスに比べて認知機能が低下したそうです。

 

その認知症になったマウスの脳を調べたところ

「カプテシンB」

っていう酵素が増えていることにも目をつけて

あらかじめ「カプテシンB」を欠損させたマウスを作って

そこに「ジンバリス菌」を同じように投与。

この場合は認知症にならなかったということで

「カプテシンB」が認知症の原因と分かったそうです。

 

 

昔は歯科っていうと

歯を削って詰め物をするところ

削るときに痛い思いをするところ

だったんですが

最近は歯科の世界も

「予防歯科」

に重点を置くよう変わってきています。

 

虫歯の治療が終わった後に

「定期的な受診・メンテナンスで虫歯や歯周病を予防しましょう。」

っていう、予約を促すはがきをもらった人もいるんじゃないでしょうか。

 

そんな「予防歯科」の流れになってきたのは

さまざまな全身疾患と関連する研究が進んできたからです。

認知症の人の脳から歯周病菌が見つかったり

手や足の壊死した指先からや

心筋梗塞を起こした人の心臓から同じような菌が見つかったりして

「虫歯や歯周病って全身疾患にも関係するんじゃないか?」

って思われるようになったからなんですね。

 

認知症や心筋梗塞のほかにも

脳梗塞、糖尿病、低体重児早産、誤嚥性肺炎、骨粗しょう症なども起こすと言われていて

高齢者だけでなく若い人も気をつけてほしいんです。

 

それらの病気になる原因は一つではないと思います。

でも、今までの研究結果だけでも、歯周病や虫歯などとの関連性が分かっているので

この時点で有効な認知症や全身疾患の予防方法をやっていきましょう。

 

まずは、歯磨き!!

 

一番簡単で、安くて、習慣にできる予防法ですよね!

 

他の病気だったらいいってことはないですが

認知症になったとき、本人も辛いし家族も辛い。

それが歯ブラシ1本で予防できるとしたら…?

 

これをやらない手はないでしょう。

まずは認知症になりたくない自分から

そして周りの人に、利用者や家族に伝えてくださいね。

 

 

では、今日も前向きにいきましょう!

 

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