おはようございます。
一応社会福祉士としてのサイトにしているので、その情報も出さないといけませんよね。
そこで、昨年度から香川県社会福祉協議会が中心になって作っている
「香川おもいやりネットワーク事業」
について説明をしたいと思います。
これは、香川県内の社会福祉法人、民生委員・児童委員その他の関係者が協働して実施しているものです。
制度のはざまで困っている人を、ほんのちょっとだけ手助けできないか
今ある制度より使い勝手がいいものがないか
そんな想いから作られた事業です。
現在、香川県内の65法人が参加しています。
下記URL参照してください。
http://www.kagawaken-shakyo.or.jp/omoiyari/
この事業でどんなことをしているのかと言うと
訪問相談やどんな制度が利用できるかの検討
経済的な支援を行ったり、入居債務保証なんて言うのもあります。
その中で現在、一番多いのは「経済的支援」です。
例えば
仕事はしているが、生活するにはぎりぎりの収入。
何とか今までは生活できていたが、今回入院したので予定外の出費があり電気や水道などの公共料金が払えなくなり、後数日で止まってしまう。
今月1回助けてもらえれば、後は何とか生活できる。
こんな相談の時に、今までだったら
「何も使えるものはありませんね。」
と答えるしかありませんでした。
でも、このおもいやりネットワーク事業で「経済的支援」ができる可能性があります。
支払いができていない公共料金の部分を立て替え払いすることで、何とか自立した生活が継続できるのであれば、参加法人の施設長の判断で費用の立て替え払い等を行います。
費用の立て替え払いもお金を渡して終わりということではなく、支払い同行をします。
一緒に動くことで必要最低限の費用を支払いし、生活の状況などを確認していきます。
必要なときは引き続き見守りや相談の支援を行ないます。
サイトの中のパンフレットに簡単な事例も入っていますので参考にしてみてください。
ケアマネも相談支援の仕事です。
介護保険以外の相談も受けることがあるでしょう。
いつも言っていますが、こういった制度外の資源も知っておきましょう。
では、金曜日です。
今日も口角を上げていきましょう!