しっかり話そう

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おはようございます。


お金の相談に乗っていると
「高齢になった親と、お金について話ができない。」
という悩みを聞くことがあります。

そうだよね~。

親のお金について、子供から言うのは
なんだかはばかられる。
分かります、わかります。

もちろん、お金が欲しいとか貸してなんて話じゃなくて
せっかく貯めた資産だから、それを減らさないようにしてもらいたいし
きちんと自分で管理してくれてたらそれだけでいいんだけど
子どもからそんな話をすると
「なんだ!生きているうちから遺産相続の話をするのか!」
なんて、揉めることになりそう・・・。

だから、すごく心配なんだけど
自分の方から言うことができないんだ~。

はぁ~(ため息)

なんて話もいっぱい。

実際、銀行や証券会社の人がたくさん来てる
80歳超えてるのに、多額の死亡保険を新しく契約してる
サプリメントとか健康食品とか健康器具とか
なんだかたくさん契約してる。
電話のアポインターと今度会う約束してた
なんて、笑えない話も実際にあったりして
心配なんですよ~
って、相談もいっぱい。

全部が悪いとは言わないし
本人がいいと思って契約してるんだから
あれこれ周りがいうことじゃないのかもしれないけど
やっぱり家族だと心配します。

でね

そんなときになって急にお金の話をしても
介護や尊厳死、終活の話と一緒で
「なんだと?!」
って、怒らせてしまう方が多いと思うんです。

だから

早くから、元気な時から
親子で、家族で
これから先のこと
やりたいこと
理想の暮らしや理想の介護、医療、死にざま
そこに至るまでにどれくらいお金がかかって
どんなふうに用意しておけばいいのか
また、用意しているのか
全部は言わなくてもいいんです。

少しでもそんな話ができていたら
「それって理想の暮らし、未来を手に入れるために必要なことなの?」
って、質問、相談、話ができると思うんですよ。

しかし

そんな話をすることに日本人は慣れていないので
いきなり親世代にいうのは難しいかと思います。

でも

親世代には言えなくても
夫婦で、もしくは自分の子供たちと親子で話すのはできるのでは?
そんな姿を、おじいちゃん、おばあちゃんに見せることから始めてみませんか?

勇気はいると思いますが
少しずつでも伝えていければいいなぁと
みんなの幸せのためにね。


では、お盆休みも今日で終わりでしょうか。
しっかり休んで英気を養ってください!

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