おはようございます。
経過記録が大事って書きましたが
「大事なのは分かってるけど、そんなに問題になるのかな?」
と思う人もいるでしょう。
実は最近、介護や福祉の世界でも訴訟が多くなっているのを知っていますか?
それも、思いもかけないような利用者のところだったりするんです。
「家族と同居している利用者だから大丈夫。」
なんて考えていてはいけません。
別居している家族から、後になって訴えられるというケースもあるんです。
「え~、どうすればいいの?」
と思うでしょうね。
家族が直接事業所に言ってきたときは
「個人情報の利用目的にないので…」と拒否すればいいんですが
弁護士を立てて、弁護士会を通じた問い合わせをしてきたときは
絶対に答えないといけないんです。
(この場合は拒否できません。)
別居している家族が何か言ってくるのは
相続が絡んでいることが多いように思います。
そんなもめごとなんかに巻き込まれたくないんですが
その時の本人の意思とか認知機能
サービスの利用について、誰が決めたのか
費用はいくらくらいかかったのかなど
聞かれることが多いです。
そこで提出するものが経過記録やケアプランになります。
内容があまりに簡単に書かれていたり
途中の記録が抜けていたりすると
嘘の経過記録を提出したと誤解されかねません。
また、感情的にも
実際に介護していた家族の苦労を知っていると
ついついその人たちに肩入れしてしまいますが
ここは事実のみを伝えるようにしないといけません。
過度に神経質になる必要はありませんが
先日も書いたように、できるだけその日のうちに
正確な記録を残しておきましょう。
もし、すぐに入力できないときは、メモなどでもいいので書いたものを残しておきましょう。
では、今日も元気出していきましょう!