おはようございます。
先日
「認知症がどの程度なのか
どうやれば見分けがつきますか?」
という
何ともストレートなご質問をいただきました。
う~~ん
こりゃ、難しいなぁ。
認知症がどの程度あるのか
それを判断するためのものはいくつかあります。
長谷川式認知症スケール
MRIやCTなどによる画像診断
問診などによる聞き取りや
身体機能や心理のテスト
血流の検査など
これらは病院で診察を受けて行うものです。
認知症であるかどうかを正確に知りたいというのであれば
やはり専門医の診察を受けることが必要です。
でも、そこまではしなくていい。
なんとなくでいいので理解しておきたい、知りたい
というのであれば
その人としばらく会話してみたり
トイレや食事の様子を観察することで分かる部分もあります。
さっきの話とつじつまが合わないぞ~
とか
なんとなく挙動不審になってたり
とか
家の中が埃っぽい(きれいなんだけどなんとなく光の加減が違う)
とか
同じ服をいつも着ている
とか
髪がぼさぼさなど身なりにかまっていない
とか。
そんな、なんとなくおかしいなぁ
っていうエピソードをつなぎ合わせることで
認知症かどうかが分かることもあります。
ただ、その認知症の程度がどのくらいか
ほんとに軽度なのか中度なのかについては
(重度は多分皆さん分かると思います。)
どこからがという線引きは
専門の医師ではないので難しいです。
結局は何度か長期間にわたって関係を作っていき
その中で、なんとなく程度が分かるという程度のものです。
医師ではないので、決めつける必要はないし
そうしてもいけない。
だから、そのくらいでちょうどいいのだと思っています。
ゆ~~っくり、おだやか~~~に
対応していきましょうね。
では、金曜日です。
後1日、頑張りましょう!