アセスメントの書き方

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おはようございます。

 

ケアマネジメント業務を行う中で、手間がかかって難しいこと。

簡単そうに見えて、実は一番難しいことに

アセスメントがあります。

 

ケアプランは利用者や家族

各サービス事業所に交付するため

ものすごく力を入れて作る人が多いと思います。

 

でも、アセスメントについては人に見せることがほとんどないので

中には新規に作成せずに、コピーですませてる人もいるんじゃないでしょうか。

 

嫌でしょうが、一言言います。

 

コピーだけですませる

それは絶対にやめてくださいね。

 

「だって、時間ないし

アセスメントは集めた情報を書きだすだけだから、頭に入ってるから大丈夫。」

そんなふうに思ってませんか?

 

いつも言っていますよね。

アセスメントは情報収集することを指しているのではありません。

 

情報を収集して、分析するのがアセスメントです。

 

頭に入っている情報は、分析まですんでいますか?

 

ここまで言っても

「頭の中で分析できてる。」

って答える人がいます。

 

これについても

頭の中だけでは、分析はできません!

 

どれほど頭がいいというのですか?

たいていの人はアセスメントシートに書きだして

(この時も必要な情報を不足なく書き出すということが基本です。)

目に見えるようにしなければ、まとめることさえ難しいのです。

 

その難しいまとめを行ったうえで、分析をします。

 

分析は

身体の状況や精神の状態

自宅内の環境や家族の介護状況など

すべてに分け入って、今の状況を作っている原因を明らかにし

そこから

何をどのようにすれば

どのくらいの期間で

こういうふうになるだろうと対処(解決)方法を考えていくことです。

 

表面的なアセスメントを行っていたのでは分析もできませんし

利用者の自立につながるケアプランも作れません。

 

いいケアプラン

これは見た目がきれいなケアプランということではなく

利用者の自立につながるケアプランですが

それを作ろうと思ったら、一番の近道はしっかりアセスメントすることです。

 

具体的に利用者の状況を聞き取り

アセスメントに落としていき、分析を行えば

おのずといいケアプランができていくと思います。

 

面倒がらずに、今一度アセスメントを見直してみましょう。

案外、今までと違う分析ができて、よいケアプランにつながっていくかも知れませんよ。

 

では、今日も暑いですが

熱中症にならないように、気をつけながらいきましょう!

 

 

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