アセスメントの重要性

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おはようございます。

 

先日こんな相談を受けました。

 

要介護2の認定が出ていると電動ベットが借りられる。

でもそれは「借りることができる」のであって

絶対に借りなくてはいけないものではない。

 

新規に電動ベッドを利用する状態だった人が

その後のリハビリなどで回復して自分で立ち上がりができるようになった。

 

そこで、同じ要介護2の認定があっても

「電動ベッドが必要がなくなったら返しなさい。」

と伝えても理解してもらえないって言う相談でした。

 

同じことが介護タクシーにも言えますよね。

 

要介護1の認定が出ていると

訪問介護の乗降介助が利用できる。

 

これも「利用することができる」のであって

「利用しなくてはいけない」のではない。

 

両方とも「利用することができる」人というのは

アセスメントでその必要性が出てきた人限定なんですよ。

 

なのに

「要介護1が出ているから介護タクシー使えますよ。」

とか

「要介護2があるから電動ベッド使いますか?」

なんて言ってしまうケアマネがいる。

 

「こんなことを言う人になんて伝えたらいいんでしょう?」

 

ほんとにね~。

これ読んでくれてる人は理解してると思うけど

介護タクシーは訪問介護の乗降介助。

段差を上がったり、下りたりするのに

人の介助が必要な状態でないと使えない。

おまけに、同じ家に介助してくれる家族がいれば

使うことができないんですよね。

 

そこのアセスメントができてるんでしょうかね。

 

電動ベッドにしても同じです。

起き上がり

立ち上がり

歩行

に支障がある人でないと使えない。

上と同じで介助してくれたらできるというのであれば

「介護保険ではなく、高さがあった自費ベッドでいいじゃない」となる。

 

質問者に対する答えは

「う~~ん、困ったね。」

なんですけどね。

 

このあたりを理解してくれないケアマネは

はなから理解していない。

何度伝えても理解できない。

 

「私ならアセスメントでどうだったかを質問攻めにしますね。」

って、答えました。

 

こんなケアマネがそんな時に何と答えるか。

「え?使えないんですか?

何で?」

ここで止まって堂々巡りの話しをするか

「え?だって利用者が使いたいって言ったから。」

って利用者のせいにするか

「え?あった方が楽だと思うんです~。」

って、タラ話をするか。

 

アセスメントをちっともやっていない。

 

○○の動きをするときに、○○の支障がありますが

電動ベッドを利用することによって一人でも○○ができるようになると考えます。

介助を行う家族も、○○の支障があるために常に介護することが難しいため

どうしても電動ベッドを利用することが必要なんです。

などの説明ができない。

 

毎度書いてますが、ケアプランの根拠になるのはアセスメント。

情報の羅列ではなく、きちんと分析しましょう。

 

では、台風が近づいてるみたいです。

利用者には早めの対応を伝えておきましょう。

今日も笑顔でいきましょう!

 

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