ターミナル 急な退院にどう対応する?

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おはようございます。

 

朝いちからですが、ほめてください。

今日でメルマガを始めて、丸3年が過ぎました!

 

一人で、パチパチ!

 

で、今日の話し。

 

新規の相談で、急に病院から退院してくる人がいますね。

退院するのが分かっていたのに何も手立てを打っていなかった人とか

ほかの病院へ転院させようと思っていたのに、本人が拒否して帰ってきたとか

いろんなケースがありますが

時々あるのが

 

「ターミナル」

 

末期癌に代表される、自宅で最期を迎えるために

「今、状態の落ち着いている間に

すぐに自宅に帰したい」

というケース。

 

知ってのとおり、末期がんの場合

「余命2~3か月です。」

といわれていても、それが信じられないくらい元気に動ける人がたくさんいます。

(癌のできているところにもよりますが…)

普通にしゃべれて、家の中を動けて、食事もそこそことれたりすると

元気になったのかな?と勘違いすることもあります。

 

でも、病気が進行してくると、階段を下りるようにガタンガタンと悪化していきます。

 

病院のソーシャルワーカーからは

「今状態が落ち着いているので、急いで退院させたいんです。

介護保険の申請のために意見書を書いたので、申請からお願いします。

申請ができたらすぐに自宅に帰したいので、電動ベッドだけ準備してください。」

なんて依頼が来たりします。

 

だから、介護保険の申請と同時に暫定のケアプランを作成して

電動ベッドが使えるように段取りしていきます。

 

ところが、介護保険で電動ベッドが利用できるのは、要介護2以上の介護度の時です。

申請したばかりで介護度が分からないまま、電動ベッドレンタルのケアプランを作成しなければなりません。

もし、1か月後に介護度が判明したとき、要介護1やそれより低いときは

全額自己負担になってしまいます。

 

「なんでそんなことになるの?」

 

ケアマネでない人からはよくこんなことを言われます。

「末期癌ならもっと介護度が重く出るでしょ?」

 

状態が落ち着いていて、比較的動けるときに認定調査を受けていれば

その時(調査時)の状態で判断するので

いくら末期癌であっても介護度は重くなりません。

 

そうなると、先に心配したように、介護保険でレンタルしていた電動ベッドが

全額自己負担となってしまうのです。

 

さて、こんな時にはどうすれば依頼されたとおり、利用者が楽に療養できるような

電動ベッドがレンタルできて、費用の負担も介護保険の中でできるようになるのか?

 

それについては、また明日。

 

では、今日も元気にいきましょう!

 

 

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