おはようございます。
ケアマネの皆さん、ケアプランの書き方や
支援経過、担当者会議の書き方に悩んでいると思います。
この間も、そんな相談がありました。
それで、その人のケアプランや支援経過など
一連の流れのものを見せてもらったんですが・・・。
一生懸命記録をとっているのは分かるんです。
でも
アセスメントやケアプラン
担当者会議の記録
支援経過の内容とが突き合せにくく
「う~~~ん・・・・。」
ちょっと混乱。
何が私を混乱させているのか・・・。
それをよく考えた結果
毎回言ってますが
「誰が主体で文章を書いているのか分かりにくい。」
ところどころ
ケアマネ目線から本人や家族目線に文章が変わってるんです。
同じ「訪問」と項目建てしていても
ケアマネが訪問したのではなく
本人や家族が居宅介護支援事業所に来たことも
デイサービスに見学に行ったことも
「訪問」
と項目建てしてるんです。
これでは誰がどの目線で書いたのか分かりにくくて
読む人の頭が混乱してしまいます。
記録は必ずケアマネ目線で記入しましょう。
そして、もう一つ。
経過を読みにくくしている要因が
「すべての記録を時系列で、長文で書いている。」
ということ。
時系列が悪いわけではないのですが
会話した内容やあった人の順で
内容を要約することなく書いているんです。
これではあちこち話が飛んでしまって
何を書いているのか
どんな連携を取っていったのか分かりません。
そもそも
始めの方の契約やアセスメント
毎月のモニタリングなどは減算項目もあり
それらに注意しながら記録を残さないといけません。
絶対にしなくてはいけないことがあるんですね。
なので
同じ支援を行うものに関しては
テンプレート化(定型文化)しておくことで
業務の効率化を図ったり
文章の分かりやすさを追求することができます。
「そんな~、全部は無理です。」
という声が聞こえてきそうですが。
確かにすべて行うのは無理かもしれません。
でも、ある程度定型化しておくことで
記録の漏れもなくなってくるので
実地指導対策にも有効だと思います。
どういうふうにするのかというと
モニタリング訪問なら
「利用者の居宅を訪問して、本人と面談。
モニタリングを実施。」
モニタリング票を別に作るのであれば
「詳細については別紙あり。」
などと、定型文化してパソコンに登録しておく。
毎月のモニタリング訪問の記録は
まず、この定型文を入れて
それから本人や家族の様子などを記録します。
他にも
絶対に質問しなくてはいけないことは
【】などで囲うとか、●をつけていくなどし
分かりやすくしておくのです。
毎回、その項目にしたがって質問もするし
記録も残しておく。
そして
記録は出来るだけ短文で要約して残す。
前にも書きましたが
支援経過は日記ではありません。
長文ではなく、短文で、要点をかいつまんで記録する。
そこに気を配って書きましょう。
では、今日から8月です。
暑いですが、張り切っていきましょう!