おはようございます。
今日から8月ですね~。
月日が経つのは早いものです。
さて
若年性認知症の方の支援について悩んだことありませんか?
若年性認知症を患った
50代、中には40代の方がいらっしゃいます。
若年性認知症は40代でも介護保険の対象となってしまいます。
そうなると親子ほど年の違う人達の中に混じって
デイサービスやデイケア、ショートステイを利用することもあります。
入所先も高齢者の施設が優先になってしまいます。
自分とあまり変わらない年齢の人に対し
適切なサービスを探すことができないことを
申し訳なく感じることも多々あります。
今回、介護保険最新情報vol669が出されました。
http://www.care-mane.com/pdf/feature/q&a/vol669.pdf
内容は
「若年性認知症の方を中心とした
介護サービス事業所における地域での社会参加活動の実施について」
何のことかというと
若年性認知症の方たちがデイサービスを利用している間に
公園の掃除や地域活動、洗車など外部の企業と連携した
有償ボランティアなどの社会参加活動に参加するときの
留意事項についてまとめたものです。
もともと、平成23年に事務連絡で
「若年性認知症施策の推進について」というものが出されているんですが
その取扱いに自治体から「これってどうなの?」という意見がでてきているので
介護サービス事業所が社会参加活動等を実施する場合の留意点等を
まとめたということだそうです。
ただ今回の通知では、65歳以上の利用者であっても
4つの条件を満たせば事業所の外で活動に参加できるとのこと。
対象のサービスは通所介護、地域密着型通所型介護
認知症対応型通所介護、小規模多機能型居宅介護。
4つの条件とは
①ケアプランに沿って個別サービス計画が作られていて
利用者ごとの個別計画サービス計画に
あらかじめ社会参加活動などが位置づけられていること。
②社会参加活動などの内容が、利用者ごとの個別サービス計画に沿ったものであること。
③利用者が社会参加活動などを行うにあたり
事業者の職員による見守り、介助等の支援が行われていること。
④利用者が主体的に社会参加活動等に参加することにより
日常生活を送る上で自らの役割を持ち、達成感や満足感を得て
自信を回復するなどの効果が期待されるような取り組みであること。
この4つを守っていれば利用することが可能ということです。
今まで出会った人の中に
仕事をすることが生きがいになっている人もたくさんいました。
70歳になっても80歳になっても
中には90歳になっても仕事がしたいと言う人はたくさんいます。
少しでも仕事をして、少しでもお金が欲しいと言う人がいます。
でも、結局は「誰かに必要とされている。」
そう感じたいのだと思います。
認知症になっても、そう感じることで
穏やかに、幸せに過ごせるのではないでしょうか。
「きょういくときょうよう」
今日行くところがある
今日する用事がある
これが大事なんだと思います。
何もせず1日を過ごしてしまう方が楽なのかもしれません。
でも大勢の方が自分の生きがい自分の役割を求めています。
いくつになっても
どんな病気があっても
その人らしく気概を持って生活ができるように
お手伝いができればいいなと思います。
周りにも、こんなことに取り組む事業所が増えてくればうれしいですね。
では、今日も暑そうですが
笑顔でいきましょう!