乗車中の介助

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おはようございます。

 

介護タクシーに家族が同乗する場合があります。

 

知っての通り介護タクシーには本人以外の人は乗れません。

でも、特別な場合には一緒に乗ることが認められています。

 

この特別な場合とは、タクシーに乗車中何らかの介助が必要な場合です。

 

ここで勘違いしないで欲しいのは

タクシーに乗車中の介助であって

タクシーに乗る前やタクシーから降りた後

病院内での介助は対象にならないと言うことです。

 

時々勘違いをして

「病院で医師の指示を家族が聞かなくてはいけないから家族が同乗していきます。」

と言うような理由をいう場合があります。

これは乗車中の介助ではありませんから

一緒にタクシーに乗ると言う理由にはなりません。

 

家族がタクシーに乗れるのは

あくまで、タクシーの中で介助が必要な場合のみです。

 

例えば

乗車中、座位を保つのが不安定で、常に誰かが横に付き添って見守っていなければ倒れてしまう危険性がある場合。

認知症が重度なため、1人で車に乗せていると急に扉を開けて降りてしまう危険性があり、家族による見守りが必要な場合。

こんなときには、乗車中の介助が必要と認めてもらえるかも知れません。

 

ただし、ここでも注意点が。

 

「乗車中の介助が必要である」

と言う事と同時に

「乗車降車にも家族以外の人(介護タクシーのヘルパー)が手伝わなければならない」

理由が必要なのです。

 

介護タクシーは、乗車、降車に介助が必要な人が利用するものです。

乗車中の介助以前に、乗車降車の介助が必要かどうか判断しましょう。

 

もし、両方が必要で、ケアプランに位置付けたいときは

その根拠となるアセスメントにしっかりと理由を記入し

担当者会議できちんと話し合いをして記録に残しておきましょう!

 

では、今日も元気にいきましょう!

 

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