nmさんによる写真ACからの写真
おはようございます。
先日の研修で
香川県介護支援専門員協議会の
賛助会員になっている
百十四銀行から高齢者の金銭管理を
家族、親族が行うための商品について紹介がありました。
代理出金機能付信託「つかえて安心」
どういうものかというと
表向きは要介護、認知症になった際の
預金引き出しを容易するための商品だとのこと。
表向きということは、裏向きの意図もあるのか?
ということですが、あるんです!
実は本当の役割として、
被介護者に万が一のことがあった場合に介護者と非介護者の間で
介護費用を巡って争いが起きることの防止(争族の防止)に効果を発揮する商品とのことです。
ケアマネジャーをしていると
利用者さんが亡くなった後に家族が相続のことで
もめているのを目にすることもありますよね。
なんと悲しいことかと思いますが
この争いにケアマネジャーが巻き込まれることもあります。
ケアマネジャーは
お金の相談を受けることも多いと思いますが
利用者さんが亡くなった後に親族間のお金の争いに巻き込まれたりしたら大変です。
そうならないよう
あらかじめ「つかえて安心」を活用して
お金の異動をガラス張りにしておくと安心ですよね?
っていうことです。
相続の世界では
10人亡くなれば1人は遺産分割で揉めるそうです。
親族でも離れて暮らしていると相手のことは中々理解できないものです。
それぞれがそれぞれの立場を主張するのが普通の時代だからこそ
お金を何に使ったのか、ガラス張りにできるこのような商品を知っておきましょう。
介護保険だけでなく
いろんな制度やサービス、商品の情報も知っておきましょうね。
では、月曜日です。
今週も頑張りましょう!