おはようございます。
介護・福祉業界は
慢性的な人手不足で、
今後増えることが確実な高齢者の介護が
十分できるだけの人材が確保できないのではないかと言われています。
実は医療業界も同じような状態らしく、
27日の日経新聞に
”医師・看護師が仕事シェア 厚労省、人手不足96万人に備え”
という記事が出ていました。
医療現場の仕事のシェア
私たちの医療に対するイメージは
医師は診察をして診断を下し、
どんな治療がいいか、どんな薬を出したらいいかを決めて、
それを看護師や薬剤師、
そのほかの医療職に指示して仕事をさせる
って、感じですよね。
それを
厚労省が
・医師や看護師、薬剤師などが職種を超えて仕事を分担する「タスクシェア」
・医師の仕事の一部を看護師らに任せる「タスクシフト」
こういったものを進めていくと発表したようです。
ほんとにそれで解決か?
どうなんだろ?
それでほんとにうまくいくんだろうか?
そりゃ、診察や診断を医師か看護師に任せることはないと思いますが、
今まで医師がしなくちゃいけないと決まっていたものを
そう簡単に看護師がしてもいいと変えられるものだろうか?
医療現場も人手不足
ってことはわかるけど、
人手不足だから仕事をシェア
では、なんか違う気がする。
外国人の人材を受け入れれば?
という話もあるけど、
そうそう、日本の都合だけで
物事はうまく運ばない。
かといって
医療の質が悪くなったり、
今の国民皆保険がなくなったり、
みんなが医療を受けられるのは続けてほしい。
最終的にはどこかでシェアの話に落ち着くのだろうけど、
しっかり議論を重ねて、
できるだけ安全に事故のないようにしてほしい。
そんなこと分かってる!
って、言われそうだけど、
なんだか行きあたりばったりの気がして心配。
やっぱりこういうことも政治の力だったりする。
医師や看護師、薬剤師などの医療に従事する人、
介護や相談の業務に従事する人、
みんなが声を上げていかないといけないんだなと
最近強く思うのでした。
さて、皆さんはどう考えますか?
どんなメリット、デメリットがあると思いますか。