使い方について

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おはようございます。


昨日の生活保護のつながりで。

よく聞く相談が
「生活福祉課の担当ケースワーカーは
お金の使い方の指導はしないのか?」
というもの。

ケースワーカーに聞いたら
『「いったん出したお金については指導しません。」
という返事をされました。』
ということが多いです。

でも、ここでさしているお金とは
生活扶助費のことであって
そのほかの住宅扶助や教育扶助については違うんだそうです。

知っての通り、生活保護で出る扶助は
生活扶助、住宅扶助、教育扶助、医療扶助、介護扶助、出産扶助、生業扶助、葬祭扶助
と、8種類あります。

生活扶助とは一番金額が大きいですが
日常生活に必要な費用
例えば、食費や衣服費、光熱費などに使うものです。

住宅扶助はそのままでアパートの家賃などに使うもの
教育扶助は義務教育を受けるために必要な学用品などの購入に充てるものです。

そのほかの扶助も書いてある言葉通りに使うためのものです。

ところが、中に住宅扶助をもらっているのに
他のものに使ってしまって
家賃を払えない人がいたりします。

そんな時は
「目的外の使用」
として、指導の対象になるそうです。

なので

教育扶助とか介護扶助、生業扶助などは
目的が明確なので
「その目的以外のものに使った場合は指導します。」
とのこと。

でも

小さな子供がいるのにきちんとご飯を食べさせていないとか
水道や電気代を払っていないために止まってしまって
生活に支障が出る場合
「そんな状態の時は指導します。」
とも言っていました。

ただ、相談されるのは
「一人暮らしの高齢者がパチンコやたばこにお金を使って
ちゃんとご飯を食べず、ふらふらしてる。」
なんていうとき。

大人一人がそういう状態なら
そのままになることが多いということですね。

相談者は「ほんとにそれでいいんですか?」
ということが多いのですが
人には自分の好きなように過ごす権利もあります。

また、「正しい」という感覚も人によって違います。

自分のバイアスを外して
利用者の生活を見ていきましょう。


でも、お金の使い方の指導はしてほしいなぁ~
と、私も思うのでした。


では、毎日暑いですが
水分補給しながら
今日も元気にいきましょう!

 

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