おはようございます。
次の介護保険や医療の制度改正に関する話しが
早くもたくさん出てきています。
財務省からは
「もっと支出を引き締めるような改革を」
(これ毎回だけどね)
厚生労働省からは各都道府県に向けて
「在宅医療の充実に向けた取組の進め方について」
という医療計画の見直しに向けたワーキンググループが出した
論点の整理に基づいた通知が出されています。
この「在宅医療の充実に向けた取り組みの進め方について」は
ケアマネ向けの介護保険最新情報Vol695で見ることができます。
それはこちら↓
http://www.care-mane.com/pdf/feature/q&a/vol695.pdf
もともとは医療計画の見直しなどを検討するワーキンググループ
(在宅医療及び医療・介護連携に関するワーキンググループ)が
昨年12月に公表した論点の整理かららしいのですが
(それもこちら↓)
https://www.mhlw.go.jp/content/10802000/000447522.pdf
ケアマネの苦労する入退院連携
これについてうまく連携できるように独自ルールを定めているところもあるけど
まだまだ不十分な地域もあるので、それを都道府県が支援して
早く作りなさいって通知のようです。
医療計画の方から出ていますが
都道府県に出した通知の中では
ちょっとだけ介護についても触れられています。
在宅医療への円滑な移行のために
「病院、診療所の医療関係者や、介護支援専門員等が協議を行い
在宅医療圏ごとに必要な入退院ルールを策定することが重要」
その他にも
「多職種連携に関する会議や研修」
「住民へ向けて在宅医療や介護に関する普及・啓発」
これらで、ほんのちょっとだけケアマネのことに触れてるんですね。
そりゃ医療計画の話しなので仕方ないことだと思うんですが
なんかね~、いつも一方的に
医療から介護に言ってきてるような気がするのは
私だけなんでしょうかね?
この通知にも書かれてますけど
在宅医療の取組状況の見える化(データ分析)なんて
医療はエビデンスについて強く言うんですね。
だからエビデンスで語りにくい介護は
はなから枠外というか
相手にされていない。
僻み根性かもしれませんが
そう感じちゃうんですよ。
確かにケアマネは医療知識が少ない人が多いですし
元職が介護系の人が多くて
医療から見ると何も知らないように見えるかもしれません。
そこについては否定しませんが
でも専門性ってそんなもんじゃないですか?
医療の学校に通ったことのない介護系のケアマネだって
一度経験した病名やそれに関する医療行為などは覚えてます。
医療職だって介護や福祉のこと知らないでしょ?
お互いに相手の知ってることを教えてもらう。
そんな姿勢がこういった通知だけで醸成されていくんならね
何も言うことはないんですけど。
あ、いかんいかん。
ネガティブ発言やね。
制度改正の直前でなくてもいろんな通知が出てます。
ときどきは気にして確認しておきましょう。
そうすることで次の改正の方向性が分かりますよ。
では、連休明けです。
今週も張り切っていきましょう!