sumochannuさんによる写真ACからの写真
おはようございます。
この間から研修をZOOMにしたりして
ICT化の話ばかりしていますが
コロナ禍の現在、担当者会議や訪問も
どうしても集まってできない場合は
ZOOMなどICTによる開催も可とされています。
ただ、これはコロナ禍だからということで
あくまで一時的なものとして認められているものです。
でも、今度の介護保険制度改正のために開催されている
介護給付費分科会で病院の経営者で組織する団体が
アフターコロナでもこの運用を続けるべきだと提言したそうです。
今の国の考えは
まえにここで愚痴ったけど
やっぱり訪問して、本人と面接するのが基本なんですよ。
確かに本人と面接したほうが
身体の状態も認知機能も分かりやすいっていうのは否定しません。
私もどちらかというと
本人と会って話をする方が好きです。
(これは私の好みの問題ね)
でも、今はコロナのせいで
病院や施設系のところは中に入れず
本人と直接会うことが難しい状態なんです。
となると
やっぱりというか
せめてZOOMやSkypeなどを使って
本人と顔を見ながら話がしたいな~
というのが本音。
顔を見たらお互いに安心するし
せめて顔色やおしゃべりする様子から
なんとなく身体や心の状態が見えてくる。
ただ、アフターコロナになった時に
こういう運用を続けた方がいいのかな。
さて、そこはどうなんだろう。
でも、元の状態には戻らないよね。
そうなるとICTを使いこなすというのは避けては通れない。
ただし!
今までのやり方、考え方を変えていく必要があるんじゃないだろうか?
単純に
「直接会えないから、時間がないから
オンラインでのモニタリングや担当者会議に変えました。」
というのではなくて
業務のやり方自体をオンラインに合わせたものに変えていかないと
ノルマをこなすだけ、減算にならないために
帳尻合わせで形だけ行うものになってしまうのではないでしょうか。
今までなかなか進まなかった介護業界のICT化は
このコロナのせいでというかおかげで
進まざるを得ないでしょう。
それ自体は悪いことではないと思いますが
私たちやお役人の頭の中が古い仕事のやり方にとらわれていたのでは
せっかくの機器も使いこなすことができないでしょうし
その被害を被るのは利用者や家族になってしまいます。
この機会にどうやればケアマネジメントを
正確に、効率的に行えるのか
新しいものを取り入れながら
どのように変容進化していくのか
それぞれに考えていきましょう。
では、今日も朝からピーカンですが
夏バテしないように頑張りましょう!