おはようございます。
日曜日の研修の続きです。
こんなことも講師の先生がおっしゃいました。
ケアマネがアセスメントをするとき
事実はもちろん見ていると思います。
ただ、それだけではうまく支援ができないことが多々あります。
事実の奥にある本当の意味、隠れたニーズを読み取りましょう。
家族の本当の気持ち、関係性を理解していきましょう。
口に出している言葉が本心なのか?
過去の家族関係も含めて聞き取りましょう。
ケアマネの家族観を利用者・家族に投影していませんか?
自分が思っている理想の家族を、利用者や家族に押し付けていませんか?
「○○でなければいけない」
「家族だから当たり前」
なんて言っていませんか?
一生懸命介護している家族がストレスを抱えたとき
そこに虐待が起こる可能性が高くなるそうです。
「デイサービスやショートステイを使えばいいのに。」
そう思いますよね。
もちろん使うんですよ。
でも、デイサービスやショートステイに預けても
「気持ちが休まることがない。」
家族が多いんだそうです。
そんな介護者の気持ちを理解しながら
家族全体をアセスメントしケアプランを作成していく。
そういった支援をしていきましょう。
今回の研修で私の心に残った言葉は
「ケアマネは制度を道具として使う。
制度に使われるのではないですよ。」
という言葉。
確かにそうですよね。
介護保険制度だけでなく、必要があれば障害福祉サービスや成年後見制度
老人福祉法のサービスや法律相談につなぐなどしましょう。
全部知らなくてもいいんです。
そういったものがあることを知っていて
そこにつないでいければいいと思うんです。
「ケアマネだから介護保険しか知りません。」
そんな返答だけはしないようにしましょう。
いい研修だったのですが、全部を伝えきることができません。
身近に参加した人がいたら、ぜひ話を聞いてみてください。
そして、次の機会があれば受講してくださいね。
では、今日も前向きにいきましょう!