座位保持2

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おはようございます。


今日から9月です。
と言っても、まだまだ日中の暑さは残りそうですね。



昨日の続きです。
「しんどい」と言って、デイサービスに行きたがらず
行ってもすぐに横になってしまう利用者について。


アセスメントはどこを中心に見ればいいでしょうか?


まずは、座位が保てない原因は何でしょうか?


この利用者は30分程度しか座位が保てず
すぐに「しんどい」と言って横になっています。


内科的な病気もあるかも知れません。
貧血や糖尿病、甲状腺、心臓。
栄養不足も考えられます。
どこか悪いところがないか、意見書を見たり主治医に確認したりしてみましょう。


ただ、今回の利用者は内臓ではなかったようです。


では、どこか。


直接利用者を見たわけではありませんが
もしかすると「体幹」の筋力が落ちているのではないかと思います。


ほんの小さな段差につまずく。
こんな人はかなり筋力が衰えているのかも知れません。

家の中の何もないところでつまずいて、転倒。
大腿骨骨折なんて話もよく聞きます。


この利用者は女性の方なので、もともと筋肉量は少ないはずです。
そのうえ、すぐに横になってしまうので、ますます筋肉は衰えていきます。

どこかで筋肉を鍛えていかないと、本当に寝たきりになってしまうかも知れません。


じゃあ、どんなことをして筋肉を鍛えていくのか。
こんな簡単な体操も効果があるようです。
下記URL参照
http://nice-senior.com/doc/1910/



「でも、何をするにもおっくうがって、やってくれません」


そんな声も聞こえてきそうですが…。


そうですね。
本人のやる気をアップしないと、どうにもなりません。

ただ、やみくもに「運動しましょう」と言っても、のってくれないでしょう。
そんな時に、サービス事業所と協力しながら
何のためにどのような運動をするのか、利用者が前向きになれるような働きかけをしましょう。


難しいとは思いますが、いろんな角度からアプローチしてみましょう。


では、今日も前向きにいきましょう!

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