おはようございます。
今まで書いた内容で
ほとんどの業務はできると思います。
今日は
ちょっと動きが違うときの注意点についてお伝えします。
先日、病院に入院中など
物理的に居宅で面接できないときに限り
アセスメントを居宅以外の場所で行ってもよいと書きましたが
「ただし」がついていましたよね。
ただし、居宅に戻った時には
速やかに居宅での面接を行い
アセスメントの取りなおしをしないといけません。
いつまでも、病院で行ったアセスメントのままに
しておいてはいけないということなんです。
なぜか?
ということは、知っていますよね。
アセスメントには室内の環境や
介護者の状況なども反映します。
病院や入所先、ショート先と利用者の居宅とでは
住環境も介護者の状況もまったく違います。
なので、居宅に帰ったときは
速やかにアセスメントをとりなおして
現在提供中のサービスが適当なのかどうか
判断しないといけません。
こういうふうに書くと
「速やかにって、いつぐらいまでに行けばいいの?」
と聞かれます。
速やかは、速やかなんですが…。
特に利用者が退院したときには
皆さん、数日内には居宅の方へ行っていると思います。
退院した当日に「来てくれ」という人は少ないかと思いますが
数日(4~5日)以内に
「退院おめでとうございます。
調子はどうですか?」
と、訪問すればいいのです。
その時に、家の中も様子を見させてもらい
「トイレまでどうやっていけますか?
お風呂は退院してから入れましたか?」
などと、簡単に(負担にならない程度に)聞き取りをしましょう。
この時に、初回のアセスメントのように
アセスメントシートの上から下まで、じっくり聞く必要はありません。
(利用者の負担になりますからね。)
病院や施設と居宅で環境の違うところ
家族、介護者がどのように感じているのか
違いが出るところを聞いていきましょう。
「でも、4~5日以内に行けないときは?」
それは、ケアマネの都合ですか?
利用者の都合ですか?
ケアマネの都合は認められません。
事業所には他にもケアマネがいると思います。
誰か代わりに訪問してもらいましょう。
利用者や家族の都合で、どうしても訪問できない場合は
支援経過に詳しく理由を書いておきましょう。
そして、6日目以降でもいいので
速やかに訪問し、アセスメントの取り直しをしましょう。
では、金曜日です。
後1日、頑張りましょう!