おはようございます。
お盆休みの人も多いでしょうか。
林先生のTV番組で「闇金ウシジマくん」について
話をしてました。
この漫画、実写のドラマになってたり
いろんなところで見るんですけど
林先生が作者の真鍋氏にインタビューしてたんです。
この漫画読んだことありますか?
けっこうリアルな感じを受けませんでしたか?
作者の真鍋氏はこの漫画を書くために
お金を貸す方にも
借りる方にもインタビューしたそうです。
林先生、普段は漫画を読まないそうですが
この漫画はあまりのリアルさに
嵌ってしまったとのこと。
その中で気が付いたことがあるそうで
それは何かというと
「借りる方の人には歯がない人が多い。」
ってこと。
「それは意図して書いてるんですか?」
との質問に真鍋氏は
「はい、そうです。
貸す方は歯があるけど、借りる方は歯がなかったり欠けてる。
歯というのは育った家庭環境や今の経済状況が出てくる。」
って答えてました。
そうそう、まさにそこが言いたい。
子どもの貧困問題を話すときにも
私も同じことを言うんです。
大人になってから虫歯になることもあるけど
やっぱり、小さい時からの生活習慣がその人を作る。
朝
「ちゃんと起きなさい」
「顔を洗って歯を磨きなさい。」
「髪をとかしなさい。」
そんなことを声掛けしてもらえない
構ってもらえない子どもはえてして歯が悪くなる。
虫歯があるかどうかは
家族関係が良好か
経済的な余裕があるかを計る物差しでもあるんです。
福祉や介護の仕事に携わる人は
子どもの口の中を見る機会は少ないかもしれません。
それでも
もし、周りに子どもがいて
虫歯が多いとなったら
気にかけてください。
もしかすると世話をされていない
虐待の危険性があるかもしれません。
誰かがちょっと気をつけることで
将来が大きく変わることがあります。
「歯をみがけよ。」
そんな言葉をかけることで
「心配しているよ。」
のメッセージを送ることはできます。
「朝起きたら顔を洗う。髪をとかす。歯を磨く。」
基本的な生活習慣を身につけられるようにしましょう。
では、今日も元気にいきましょう!