おはようございます。
成年後見人をしているので、
家庭裁判所や法務局にちょこちょこ行くのですが、
先日、家庭裁判所に行ったら、
相続手続きをしに来ている兄弟らしき方たちがいました。
数名が固まって窓口で相談。
それも一組ではなく、
3組程度が同時に相談に来ている。
あの狭い窓口のカウンターに、
到底全員入りきることができず、
後ろで立ったりしながら
必要な書類などについて聞いていました。
別の方は代表で相談に来られたらしく、
ほかの兄弟は県外の様子。
自信も高齢であり、
どうやらなかなか理解がついていかない感じが。
「わかりやすく紙に書いて。」
「ほかの兄弟にそれ見せるから。」
だよね~~~。
そんなこんなで
今度は法務局に行くと、
自筆証書遺言を遺言書預かりしてもらおうと、
こちらも窓口で相談している方が…。
それも、お二人も。
(もちろん別々の相談者)
終活?
最近は終活ばやり。
私も人前で終活の話をしますが、
そこに来ていても実際に行動に移す人はわずか。
でも、法務局に来ていた人は、
自分で行動に移して、
残された人にどう相続してもらうかを自分で決めている。
先に見た家庭裁判所の相談者。
こちらは自身も高齢になりながら、
手続きや必要書類の多さにてんてこ舞い。
さてさて
これから先、人間の寿命は延び続け、
高齢者がますます多くなって、
亡くなった人も高齢だけど、
残された相続人も高齢になってくる。
そんなときに
果たして、相続の手続きがスムーズにできるのだろうか?
と、他人事ながら心配だなぁと。
皆さんや皆さんの親御さんがどの程度財産を持っていて、
誰に残したいのかは知りませんが、
やはり自分のことは自分で決めて、
事前に準備をしておくということは大事だな~と。
親にこんなことを言うと、
「財産をねらっとんか!!」
とか
「はよ死ねっていうんか!!」
って、怒られそうですが、
その子供世代、
私たちは自分で準備をしておくくらいの心づもりはしましょうね。
では、今日も前向きにいきましょう!