おはようございます。
昨日の
「人生の最終段階における医療の普及・啓発の在り方に関する検討会」
の話ですが、昨日は第1回目と書きました。
厚労省の資料にも第1回目と書かれているんですが
実は昭和62年から5年ごとに開催されている
歴史のある検討会なんだそうです。
始めのころはがん末期や治る見込みのない患者さんを想定して
「
その後、
だから、注意書きのように
「医療費削減を目的にしているのではない。」
と書かれているのも納得できますよね。
昔は人が亡くなる場所は自宅がほとんどでした。
でも、昭和50年くらいを境に、自宅と病院の割合が逆転し
今では自宅で亡くなる人が12.7%
病院で亡くなる人が74.6%となっています。
病院で亡くなるのがいけないということではありません。
http://www.mhlw.go.jp/file/05-Shingikai-10801000-Iseikyoku-Soumuka/0000173560.pdf
資料を見てもらうと分かるように
最期を迎えたい場所が「自宅」という人が半分以上いるにも関わらず
病院で亡くなってしまう人が多いということ。
それが、できないのか、周りが知らずにそうしてしまうのか
そういった話ができていないのが問題なのでは?
ということなんです。
「でもね、そんな話はしにくいんですよ。」
そうですよね。
ほんとにしにくいです。
私も自分の母親に終末期、どういった医療を受けたいか
どこで亡くなりたいか聞いたら、激怒されました。笑
ただ、怒ったのははじめだけで、言い続けてると最近は
「やっぱり延命治療はしたくないな…。」
なんて言ってます。
要するに、オープンに人の生き死にを語れる場
雰囲気を作っていかないといけないということなんです。
拒否感のある人もいるでしょう。
そんな人にまで無理に話をしろとは言いません。
でも、自分の人生
どうしていきたいかを決められるのは自分だけです。
亡くなる話ではなく
どう生きていくのかを語れるようになったらいいなと思います。
では、今日も前向きにいきましょう!