訪問介護の生活援助

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おはようございます。

 

今回の報酬単価を見て

「訪問介護の生活援助、ほとんど下がらんかったやん!」

って喜んでる人もいるかと思いますが…

さて、次はどうでしょうか。

 

もう何年も前から言われてて

実際、24年の改正ではかなり下がっていますよね。

それに、新しい総合事業が始まって

要支援と事業対象者には

地域住民が行うサービスが提供され始めたところもあります。

 

そこで、今回の制度改正をもう一度見てみましょう。

参考資料の中に

「生活援助中心型にかかる新研修のカリキュラムの検討状況」

というものが入っています。

http://www.mhlw.go.jp/file/05-Shingikai-12601000-Seisakutoukatsukan-Sanjikanshitsu_Shakaihoshoutantou/0000192305.pdf

 

たった、3ページの資料ですが

深読みをすると、この研修が間に合わなかったから

今回の制度改正では先送りされたのかな?

とも受け取れます。

 

新しく施行研修を受けた人が実証実験を行っているようで

その結果は年度内に発表されるとか。

さて、どんな内容になっているのか

それによって今後の方向性が決まるのでしょう。

 

以前から厚労省は

「生活援助って必要ですか?」

と言っていました。

 

適切に使えば…というのが先につきますが

生活援助は必要だといつも訴えてきました。

これからの在宅介護を支えるために

必要なサービスだと思うのです。

 

そのアピールがどこまでできているのか?

十分とは言えないと思います。

 

今後の実証実験の報告、その後の検討について

注目していきましょう。

 

また、必要なサービスであるという根拠を示していけるように

アセスメント、ケアプラン、担当者会議の記載に気を配っていきましょう。

 

では、今日も寒いですが

前向きにいきましょう!

 

追伸

明日の夜9時からの

「主治医が見つかる診療所」

では、口腔ケアの話が出ます。

最新の医療や美容の情報が出るみたいなので

ぜひ録画してでも見てね!