おはようございます。
この間
「訪問看護ステーションからPT,OTさんに来てもらってリハビリしてます。
前に訪看からPT,OTが行くときは、全部PT,OTにしちゃいけないって聞いたと思うけど
それは今でも同じ?」
「はい、同じです。」
訪問看護や先生からも
「なんで?!」
って言われることがあるんですけど、香川県内はその考え方になっています。
根拠としては、緑本の中にもありますが
介護保険最新情報vol.69 平成21年4月改定関連Q&A(vol.1)
Q
理学療法士等の訪問については、訪問看護計画において、理学療法士等の訪問が
保健師又は看護師による訪問回数を上回るような設定がなされてもよいのか。
A
リハビリテーションのニーズを有する利用者に対し
病院、介護保険施設等が地域に存在しないこと等により
訪問リハビリテーションを適切に提供できず
その代替としての訪問看護ステーションからの
理学療法士等の訪問が過半を占めることもあることから
理学療法士等の訪問が保健師又は看護師による訪問の回数を上回るような設定もあると考える。
このQ&Aのなかの
「看護師による訪問の回数を上回るような設定もあると考える。」
の部分ですよね。
ここをもって
「回数については書かれていないので
全部PTやOTが行ってもいいんだ。」
と考える人と
「いやいや、上回るとしか書かれていないから
もともと看護師が行くことになっている回数より、多いというだけだ。」
という人で意見が分かれています。
私も下の方の意見に賛成です。
あくまで看護師による訪問の回数を上回るということで
看護師の訪問ありきだと思うんです。
また、「上回る」という言葉は、基準となる数を含まないので
看護師による訪問が1回あれば、2回以上を指すこととなります。
このように、よく問題になるのは看護師とリハビリ職の訪問回数なんですが
実はほかの問題もあります。
以前の内容を覚えている人には、何度も読んでいただくようになりますが
明日は「ほかの問題」について書きますね。
では、今日も元気に行きましょう!