おはようございます。
次の制度改正で訪問介護の生活援助がなくなるかも・・・.
今回も財務省があれこれ言っています。
要介護2までのデイサービスと訪問介護は
総合事業に移行させるべきだ。
訪問介護の生活援助は
必ずしも自立支援に繋がっていないから
軽度者は総合事業に移行させればいいなんて
暴論としか言いようがない!
って、私は怒ってます!!
確かに儲け主義の事業者がいるのは事実。
でも、要介護2までの利用者で
訪問介護の生活援助がなければ生活が成り立たない人もいます。
毎日訪問介護が入らないと
地域での生活が継続できない人もいます。
費用が抑えられる特養に入れるのは要介護3から。
要介護2までは軽度者だから入れない。
入れるのはサービス付き高齢者住宅
もしくは有料老人ホーム。
こちらは自費の部分があるので
要介護2までの人も入れる。
要するに国からの費用が少ないからいいってことなのか?
でも、こういった施設(高齢者向け住宅)内でも
介護保険のサービスは使う。
ここで、訪問介護を限度額いっぱいまで入れるケースもある。
だから、訪問介護の生活援助を総合事業にして
給付を下げようとしているのか?
これから2040年くらいまでは
高齢者は増加の一途をたどる。
認知症の高齢者に
家族や親族がいないおひとりさま高齢者も増える。
医療制度改革で長期間の入院はできない。
施設の数は増えないし介護職員も足りない。
行き場所のない高齢者が増えるんじゃないのか。
そんな心配が頭をよぎる。
国の財政を考えないといけないことは分かる。
でも、介護保険の本来の形を見失っているような気がする。
財務省の資料をみているとお金のことばかり。
今はデイサービスと訪問介護が大きな割合を占めてるけど
もしそれが下がったら、今度は別のサービスを締め付けだすんでしょう。
過去にも訪問介護のことだけを言ってた時があった。
それが今じゃデイサービスも一緒。
せっかく作った制度なんだから
利用者のためになるものとしてちゃんと検討してほしい。
そう思うのは贅沢なんでしょうかね~。
皆さんはどう感じますか?
では、今日も元気にいきましょう!