おはようございます。
昨日は香川県介護支援専門員協議会の研修でした。
高室先生を講師にお呼びして
「質問力Ⅰ」
を午前中行い
且つ
受講してきました。
しょっちゅうアセスメントやモニタリングのときに
しっかり質問しましょうと言ってますが
「しっかり」も分かりにくいですよね。
かといって「細かく聞く」というのも違います。
(細かく聞きすぎると怒る人もいますからね。)
そこを高室先生はすごく分かりやすく説明してくれました。
では、どういう質問がいいのかというと
人というのは
質問される
↓
質問に答える
というふうにできているのだそうです。
なので
例えば利用者が
「坂道を上がるのが大変だ。」
と言ったときに
「ああ、膝が悪いのかもしれませんね。」
とケアマネが言ってしまうのは
ダメですよね。
何がダメって
ケアマネが自分の思い込みで答えを言っちゃってるからなんです。
じゃあ、どういえばいいのか。
同じことを利用者が言ったときに
「そうですか。どうして大変なんですか?」
「以前はどうだったんですか?」
「どういう工夫をすればいいでしょうか。」
と本人に問い直し(質問する)
本人に気が付いてもらう(質問に答える)
ことが大事なんだそうです。
確かにそうですね。
こちらが先に答えを用意して
その通りに答えるように仕向けてるんですよね。
先生は
「膝が・・・と言ってしまうのは
そういう答えが返ってきた方が自分が楽だからですよ。」
と言っていました。
はい
思い当たるふしぶしアリアリです。
元気になってもらおうと
一生懸命アセスメントしてケアプランを作っても
なかなか効果が上がらない。
ちっとも目標が達成できない。
それは本人が自分で決めてないからなんですよね。
分かってはいるんですが
なかなか本人に気づいてもらえる
決めてもらえることができていないんです。
ケアマネが質問することで
本人に考えてもらう
そして気づいてもらう
自分で○○しようという動機づける
そんな質問の仕方をしていきましょう。
では、月曜日です。
今週も張り切っていきましょう!