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おはようございます。
先日、介護保険最新情報vol842が出ましたが
ぽつぽつと
「6月からとっていきます。」
という事業所が出てきています。
事業所としては当然取ってくるだろうなと思ってたので
特に驚くことではないのですが
しかし
注意していただきたいのは
ケアマネの方なんです。
この、介護保険最新情報vol842
よく読んで理解していますか?
あえて、失礼を承知で書きますが
中身をしっかりと読み込んでいないと
事業所の都合や言い分に振り回されてしまいますよ。
読み込んでいる人は
「そりゃ当たり前やん。
ちゃんとやってるよ。」
と、言われると思います。
でも
しっかり読み込んでいないと
単純に6月から報酬が月4回まで2段階上になるよ
なんて、思っていたのでは
後で困ったことになる可能性がありますよ。
実は土曜日に
高室先生の2回目のZOOMミーティングに参加しました。
前回も参加させてもらって
他の参加者の知識の深さと
理解力のすごさに圧倒されたんですが
今回はこの最新情報vol842についても話が出ました。
ある地域のケアマネは
「保険者は算定基準を満たしていないときは
後で返還させることを狙っている。」
と言っていました。
そうかもしれませんね。
これだけ最新情報を連発していたら
事業所もケアマネも浅い理解で突っ走る可能性があります。
vol842でもちょっとしたひっかけのような箇所があります。
それが事務連絡の部分にある
「新型コロナウイルス感染症拡大防止への対応を適切に評価する観点から」
という部分。
今回の報酬は
コロナの感染拡大防止のための対応を
きちんとできた事業所に対して出すものなんだということ。
だから
感染防止対策をしていない事業所は算定できないんです。
では、ケアマネはその感染防止対策を確認しているのか?
そんなことがZOOMミーティングで話題になったんです。
そうなんですよね。
「取ります」とサービス事業所に言われて
「はいそうですか」としてはダメなんです。
「では、どんな感染症対策をしていたのですか?」
「今後もそれは続けるつもりですか?」
「もっと、ほかの対策を取らないんですか?」
普段にサービス事業所がどのようなことをしていて
それは感染症対策として有効なのか
今後も続けていくつもりなのか
そんなことをきちんと確認したうえで
利用者の同意を取り、算定するようにしましょう。
そして、支援経過にもきちんと残しておきましょうね。
しっかりと通知などの理解を深めて
対応していくようにしましょう。
では、今日も前向きにいきましょう!