おはようございます。
昨日は香川県介護支援専門員協議会の総会、講演会でした。
今回の講演会は修了証明書を出す予定でしたが
当日になって県の担当者から
「ケアマネジメントに関係のない話なので、この講演会で証明書を発行しても認めません。」
と言われ
「ええっっ?!」
ほんとに、それを目的に来ていた人、ごめんなさい。
講演の方も予定時間を大幅に超過し、心の中で
「先生、時間管理してください…。」
とちょっと文句を言ってました。
ただ、今回の講師の先生はケアマネ批判(発言の受け取り方です)で有名な方なのですが
話しの内容を聞く限り、そのようなことはなく
厳しい意見ではありましたが、ケアマネがどのように頑張っていかなくてはいけないのか
分かりやすく伝えてくれました。
以下は講演会の中での先生の意見です。
介護保険制度が始まったとき、ケアマネは制度のかなめだと言われました。
それは今でも変わっておらず、利用者や家族に難しい制度の話を
正確に理解して、分かりやすく伝えなくてはいけない。
これから在宅で医療が必要な人がたくさん療養するようになる。
医療の知識もきちんと持って、予後について説明できる。
そうすれば今後こうなるという予測がついて、利用者や家族がそれに向かって準備ができる。
QOLの向上につながる。
10の情報を聞いて、1の方法を提示するのではなく
複数の方法が提示できるようにならなくてはいけない。
使えるからと限度額いっぱいまでサービスを入れてはいけない。
使えるサービスではなく必要なサービスを組み合わせよう。
介護保険のサービスだけでなく、隣近所の人まで巻き込んだケアプランを作ろう。
医療知識や社会福祉の知識を持って、それをケアプランに反映させよう。
このような話をしてくれました。
参加者から回収したアンケートもおおむね好評でした。
先生の話は厳しかったですが、これからのケアマネに期待する話でもありました。
やはりケアマネは介護保険の要です。
この話を胸に刻んで仕事をしていきましょうね。
では、月曜日です。
今週も元気にいきましょう!