おはようございます。
高齢者が関係している交通事故が後を絶ちませんね。
認知症で高速を逆走したり、運動機能が低下しているためにとっさの行動が出来なかったり。
アクセルとブレーキを踏み間違えて、コンビ二に突っ込んだなんて事故もよく聞きます。
周りは「危ないな…」と思っていても、高齢者にとって車はとても便利な乗り物です。
若いときから運転している人は、いくつになっても、いつまでも、「自分の運転技術は間違いない。」と、思っています。
また、田舎に行けば行くほど、交通手段が少なくなり、最寄のスーパーやコンビ二、病院も、歩いていける距離ではないので、「いつまでも車が手放せない。」なんてことになっています。
認知症があっても、本人はもとより家族にもその認識がなく、いつまでも運転をしている場合もあります。
以前から道路交通法が変更になり、認知症高齢者は運転免許の更新が出来なくなると聞いていました。
でも、いつから始まるのか、もう始まっているのか、いまひとつはっきりしていませんでした。
それが、先日知り合いより、29年3月12日から、「高齢運転者の運転免許制度が変わります」というお知らせをもらいました。
今までは認知機能が低いと診断された人でも、免許証の更新が出来ていました。
しかし、来年3月12日以降は、認知機能が低いと判断されると、医師による認知症の診断を受けなくてはいけなくなったようです。
そこで認知症と診断された場合は、免許の取り消しや停止がされるとのこと。
以前より強制力が強くなったということのようです。
このお知らせ(チラシ)は、香川県警のHPに出ています。
http://personal-brand.jp/seminar-contest/takamatsu/
ケアマネは一度確認して印刷しておきましょう。
いつも携帯して、利用者や家族から質問があったときは答えられるようにしておきましょうね。
ちなみに、「運転に自信がなくなってきたから返納したい。」という方。自主返納の仕方については、こちらに書かれています。http://www.pref.kagawa.lg.jp/police/menkyo/pdf/hennou.pdf
ずっと運転を続けてきた人にとって、免許証を返すということはショックなことだと思います。
でも、年をとると誰でも認知機能や運動機能が低下します。
転ばぬ先の杖ではありませんが、できれば早めの自主返納をお勧めしていきましょう。
では、今週は飛び石で祭日がありますね。
仕事をする日が少ないですが、頑張っていきましょう!