おはようございます。
昨日は取り上げないようにしてあげてね
って話を書きましたが
そうは言っても・・・
というケースもいっぱいですよね。
そこも知ってますよ~。
以前、足もふらついているのに
自分で庭木の剪定をしようとして
梯子から落ちて骨折した人がいました。
始めは「施設か?」と言っていたのに
驚異的な回復力で自宅に戻り
家族が、「お願いだからじっとしといて。」
というのにも関わらず、またあれこれやってしまい
再度、病院に・・・。
家族は「もー!!」
って、怒ってましたが
ご本人としては至極当然のことをしたまでなんですよね~。
こういう人は目が離せないし
と言っても、常について見張るわけにはいかない。
こちらのご家族は最終的に
「好きなようにさせます。」
と、特に手も口も出しませんでした。
だって、その方が本人も機嫌がいいし
私たちもその方が気が楽だから
とのことでした。
ところが反対に
なんでも家族に頼る人がいます。
トイレに行くにも「おーい、おーい」
ご飯を食べるのも、お茶を飲むのも「おーい、おーい」
ひげをそるのも、着替えるのも「おーい、おーい」
あ、ここで男性の方をつい思い描いてしまった私
ジェンダーレスじゃないですねぇ。
でも、経験した中では
家族に介護依存してしまうのは
女性よりも男性の方が多かったような気がします。
結局、介護で依存されてしまうと
本人があれこれしてしまって、怪我した、入院したっていう話より
介護を担う人に精神的、身体的負担がかかってくるんです。
いろんな家族の形があっていいと思うんですが
介護負担は依存されたときに一番大きいように感じます。
ですから
普段からあまり依存せずに、させずに
それぞれが自立した生活を送れるようにしておくのが大事だと思います。
少し体力が落ちたから
少し認知症の症状が出てきたから
たまにトイレを失敗するから
大変、大変
と、大騒ぎせずに
歳を重ねてくるって、そういうことなんだと
ど~んと、鷹揚に構えていきましょうね。
では、今日は涼しいですが雨です。
運転に気をつけて
張り切っていきましょう!