いろんな方向から

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fujiwaraさんによる写真ACからの写真

 

おはようございます。


介護保険が始まってから20年が過ぎました。

この間、若いケアマネに
「何年ケアマネしてるんですか?」
と、聞かれました。

介護保険が始まって少ししてから始めてるので
それなりに長い間
介護、福祉で仕事をしてきました。

質問してくれたケアマネは
自分の経験年数から
「私なんかまだまだですよね。」
と言います。

でも、最近感じるのは
年数ではないな~ということ。

ZOOMなど顔を見ながら双方向で繋がれるものが
どんどん広がってきたので
最近は全国のケアマネと話をする機会が増えてきました。

そうすると
おのずと、全国の優秀なケアマネと話す機会が増え
経験年数を聞くと、5年、6年という人もざらにいます。

自分のただ長い経験年数が恥ずかしくなるほどです。

そこでも感じることなんですが
いろんな視点を持っている人は強いということ。

経験によってわかること
見えることも確かにあります。

それとともに
さまざまな角度から利用者や家族を見る
起きたことについて情報収集し分析する。

このさまざまな角度から・・・
というところがとても大事なんだと思います。

昔、私が持っていた利用者が
どうしても私のアプローチでは変化が起こせず
とてもじれったい思いをしていました。

ある日、担当をケアマネになって間もない人に代わってもらったところ
あっという間に新しいアプローチをかけて
すごくいい方向に変化を起こすことができました。

人が変われば物の見方が変わります。

経験も大事ですが、いろんな人がいるということ。
それ自体がとてもいいことだと思います。

いる人の数だけ新しいものの見方があります。
いろんな方向から利用者や家族、困りごとを見て
みんなで意見を出し合い
解決方法を見つけていけるようにしましょう。


では、月曜日です。
台風の進路も気になりますが
今週も頑張っていきましょう!

 

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