おはようございます。
一昨日の続きです。
アセスメントの量について
アセスメントは分析まで入るので
ここで量というと変な感じになってしまいますが
要するに正確な分析ができるように
利用者の状況や状態について、情報を沢山取りましょうということです。
でね
いろんな人のアセスメントを見させてもらって感じるのが
一日の流れをしっかり聞き取っている人が少ないってこと。
なんとなく
「朝は何時に起きます?」
「朝食は何時ごろに食べますか?」
「午前中は何してますか?」
「お昼ご飯は何時ですか?」
・
・
・
「夜寝るのは何時ですか?」
こんな感じで聞いてませんか?
でもね
この1日の流れを聞いていくことで
結構うまくいろんな情報が聞き出せて
生活の中での支障や
昔できていたことや今はできなくなったこと
その中で再度できるようになりたいこと
好きなことや嫌なことなど
その人らしさや、本当の希望などが聞き出しやすくなるんです。
例えば
「朝は何時ごろに起きますか?
その時にすぐに起き上がれますか?
起き上がって、まず最初にすることは何ですか?
(洗顔と答えたら)
どこで顔を洗っていますか?
そのときに、どのようにして顔を洗っていますか?
以前はどのようにして洗っていましたか?」
などなど
細かく聞いていくことができます。
その中から
「前は立ったまま顔が洗えよったけど、今はできんから顔洗うんがたいぎになったわ。」
という話が出れば
なぜ、立ったまま洗えないのか
それはいつからなのか
たったまま洗えないと何か支障があるのか
たいぎになったというが、全くできなくなってはいないし
身だしなみを整えようという気はあるらしいとか
両手で洗えるのか、片手なのか
うまく洗えるような工夫ができるのか
など
いろいろ考えることが出てくるんじゃないでしょうか。
ということで
アセスメントの、情報収集の中身を厚くするためには
質問の仕方を工夫する必要があります。
質問の仕方
そこから出てくる答えにひっかかる力を身につけていきましょう。
では、今日も前向きにいきましょう!