おはようございます。
ケアプランを作るときには、必ずアセスメントをしますね。
「ケアプランの根拠になるので、しっかりとアセスメントをするように。」
と、耳にタコができるくらい聞かされていると思います。
でも、アセスメントの勉強なんて、ケアマネに合格した時の現任研修と
香川県介護支援専門員協議会が、香川県と合同で行った研修の2回くらいしか記憶にありません。
だから、どうやったらいいアセスメントができるのか、みんな
「よく分からない。」
というのが正直なところでしょう。
そのあとの、アセスメントからケアプラン作成
毎月のモニタリング、評価など一連の流れも
「わかったようで、わからない。」
という人は多いのではないでしょうか。
で、ここにきて、厚生労働省は
「ケアマネジメントの標準化」
ということを言いだしたようです。
http://www.joint-kaigo.com/article-3/pg546.html
質のばらつきをなくし
自立支援の観点でより効果的なプランの普及につなげることが狙いとのことで
来年度から、何か所かの市町村でモデル事業を始めるようです。
この結果は「手引き」などにまとめて、事業所に配られる予定で
その後は2018年度中に、現場で実践できるように進めていくとのこと。
確かに、アセスメントの仕方や、課題整理総括表の活用の仕方
そこからケアプランに落とし込む方法
そして、きちんとモニタリングを行って、次の目標を見つける
簡単なようで非常に難しいと感じています。
それが、標準化されるのであれば、その手順に沿ってスムーズにケアマネジメントができるのか…とも、思います。
しかし、利用者の状態や取り巻く環境はそれぞれです。
「すべての人に標準化されたケアマネジメントが有効か?」
と言うと
「違うんじゃないの?」
と、思ってしまいます。
まだ始まっていないので、どのようなものが出てくるのか分かりませんが、こういった流れがあるということも知って、注意しておきましょう。
では、月曜日です。
寒いですが、今週も頑張りましょう!