おはようございます。
ジェネリック医薬品というのがありますね。
新薬の特許が切れた後に販売される
新薬と同じ成分、同じ効果があるけど
価格の安い後発医薬品のことです。
国は、昨今の医療費の増大に対して
ジェネリック医薬品を勧めることで
なんとか対応しようとしています。
先日、政府が、生活保護の医療扶助を適正化するため
ジェネリック医薬品の使用を原則とするルールに改め
今年10月の施行を目指していると発表しました。
私も時々風邪ひきなどで病院へ行きます。
その時、必ず医者や薬剤師に
「ジェネリック医薬品にしますか?」
と聞かれます。
すべての薬ではないですが
ジェネリック医薬品が出ているときは
そちらの方が安いので
「そうしてください。」
と頼むことが多いです。
でも、高齢者など薬にこだわりがある人になると
薬やシートの色、大きさが変わってしまうので
それだけでパニックになったり
薬が効かないと思い込んで
本当に効かなくなってしまうこともあるんです。
生活保護は適正に利用されなければならない。
それについては賛成です。
でも、必要な人に、適切な給付が届かなくなっては困ります。
ただ、「原則、ジェネリック医薬品」
となってしまうと、先に書いたように
状態が悪くなってしまう人が出てこないのか?
強制的にジェネリック医薬品に変えるのではなく
少し時間がかかっても、しっかりと説明をして
理解してもらう時間が必要ではないかと思います。
せいてはことを仕損じる。
そんなことわざもあります。
もう少し周知、理解してもらう期間を
設けるべきではないでしょうか。
ニュースを見ながらそんなことを考えました。
では、金曜日です。
あと一日、頑張っていきましょう!