中医協の総会

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おはようございます。


1月14日に中央社会保険医療協議会の総会があったそうです。

こちらは診療報酬改定などを議論するところなんですが
来年度の報酬改定の議論の中で
訪問看護ステーションからセラピストが訪問して行うリハビリについて
医師の書く指示書の書式を変更する話が出てきているようです。

細かくはこれから決めることになりますが
厚労省が考えているのは
サービスの時間や回数を必ず記載してもらうことなど。

確かに、今までの指示書って
フリーというか、自由というか
どうにでも受け取れる
解釈できるようなものが多かったように思います。

よく言えば、実施する側の裁量に任されてた部分が大きかった。

そこを、医師の指示を明確にする
(受ける側からは窮屈になるともいう)
ということでしょうね。

こうやって細かくなっていくのも
中に必要以上にサービスに入って
訪問看護なのに、看護師の訪問が一度もないというような
訪問看護ステーションがあるからで
ほとんどは、根拠に基づいて回数や実施サービスを決め
看護師とセラピスト、医師が連携して効果を上げている。

ただ、一度訪問看護でセラピストが入りだすと
厚労省からは卒業させなさいと言われても
なかなか利用者や家族が納得しない
もう少しと言われて、ずるずると続けてしまう
なんて話もしょっちゅう聞きます。

何度も書いていますが
介護保険も医療保険も
どんどん膨らみ続けて過去最高額を毎年更新しています。

高齢者が増えているんだから仕方がない
とは思うものの
本当に適正に使われているのか
そこを見直す必要はあると思います。

費用の面からも、必要なところに必要なだけ使う。

そういった意識を持っていたいものですね。


では、今日も前向きにいきましょう!

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