おはようございます。
先日の土曜日は
「日本医療社会福祉協会全国大会(香川大会)」
でした。
あんまり理解せずに参加していたんですが
どうやら病院で仕事をする社会福祉士
メディカルソーシャルワーカー(MSW)の
全国大会とのこと。
シンポジストとして参加しましたが
自分たちの出る前には
福井県で在宅医療に取り組んでいる
紅谷先生がシンポジストとして登壇。
同じくシンポジストとして
流通評論家として活躍して
その後、肺カルチノイドで急逝された
金子哲雄さんの奥さん、「金子稚子」さんも登壇。
夫の病気が分かったときから亡くなるまで
どんな気持ちで見守ったか
そんな話をしてくれました。
先週も書きましたが、私の思う終活は
亡くなった後の話しとか
死に向かっていく話ではなく
どう生きていきたいかを考えることなんです。
医師に病名の宣告を受け
「いつ亡くなってもおかしくない。」
と言われてから
苦しみに苦しみぬいて、一番最初に決めたことが
「死ぬまで仕事をする。」
ということだったそうです。
金子哲雄さんの「どう生きたいか」は
死を目前に控えた人の切羽詰まったものだということは
よういに想像できます。
ただ、奥さんは
「夫が決めたことを、そう簡単には受け入れられませんでした。」
と言っていました。
家族の気持ちはそうなんですよね。
何度も、何度も話し合って
ようやくそれを受け入れることができたそうです。
自分一人で勝手に決めたことではなく
たくさん話し合って、それを実行してもらえるようにしたんですね。
こんな話、自分には関係ないわ。
そう思っている人。
それでもいいと思います。
それはあなたの人生ですから。
でも、少しでも自分の人生を「自分でデザインしたい。」と思っているなら
少しずつでも家族や親しい人と話し合っておくことをお勧めします。
あなたの人生なんですから。
自分でデザインしていきましょう。
では、月曜日です。
今週も元気にいきましょう!