おはようございます。
昨日は四国在宅医療推進フォーラムでした。
毎回話しをした後に反省するにもかかわらず
全く進歩しない私は
いつものごとく泥縄でスライドを作り
ほんとにぎりぎりまで原稿を修正しながら当日を迎えました。
時間はたった20分なんですが
先日も書いたとおり、話のロジックがちゃんと整っているか
相手が聞きやすく、理解しやすい内容になっているか
何度も何度も悩みます。
今回は途中で話の内容をガラッと変えようと思っていたので
余計にそんな心配をしていたんです。
前の3人の人がほとんど原稿も見ずに上手に話をしているのを見て
「ああ~~」ってへこみながら待ってる時間の長いこと。
ただ、最後は度胸ですよね。
最後のほうのスライドが、始まる前に確認したにも関わらず無くなってるし…。
一度送ってから、スライド増やして再度送っちゃったんで
初めのほうのスライドが出てきたみたいなんですけど
焦りながらの話だったので、聞きに来てくれた人にも申し訳なかったなと
これも毎回のごとく、今回も反省していました。
ただ、ほかの人の話や午後の講師の話はよかったですよ。
1人目の香西長寿声掛け隊の佐藤さん。
地域の人や施設、警察も巻き込んで認知症の人の見守りを行う活動。
認知症の人になったつもりで街中を徘徊してみる。
それをほかの人が見つけて声掛けして、保護するという訓練。
自分が認知症の人になったつもりでやってみると
その人の気持ちがわかるのかもしれません。
癌の患者会、さぬきのきずなの瓜生さん。
この方も想いの熱い人でした。
ボランティアについて話をしていましたが
ボランティアの見守りって何ができるのか?
どういうふうに、どこまですればいいのか?
その問いかけにこちらもいろいろと考えてしまいました。
午後の鈴木先生は東京の太田区から来られていましたが
半径2キロ圏内、自転車で5分の範囲に
在宅で療養している患者が40人もいるという話に
規模が違うわ~と驚きました。
今回のフォーラムは、在宅で療養するために
何ができるか
何が必要なのか
そういったことを考えながら企画しています。
ほかの人の話も聞きながら、一人一人ができることは小さくても
大勢の人が集まれば、なんとかなることもあるんだと
ちょっと前向きに考えることができる機会となりました。
今度の春、医療と介護の同時改定が待っています。
「社会保障費の伸びを抑える」
なんていう厳しい話ばかり出てきていますが
自分一人でできることは少なくても
できることから始めなくちゃ
と思った一日でした。
では、今日は土曜日です。
良い休日をお過ごしください!