家屋見取り図の書き方

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おはようございます。

 

昨日は香川県介護支援専門員協議会の研修でした。

 

半日ずつ

午前中は全体向けというか居宅ですね。

アセスメントにある家屋見取り図の書き方。

午後は施設向け

なので、内容は知らないけど良かったらしい。

(受付だけ手伝って帰ったから~)

 

午前中の家屋見取り図

アンケートの内容を見てたら

あんまり意識せずに

「アセスメントの中にあるから…。」

ってくらいの気持ちで書いてたのかな~と感じました。

 

研修の初めの方で講師の山口さんから

「ケアマネは建築屋さんではない。

建築屋さんみたいに正式な図面を書くことが求められているんじゃなくて

利用者が一番長い時間過ごす自宅の住環境を

しっかりアセスメントするために家屋見取り図を書く。」

と説明がありました。

 

そうなんですよね。

無理に正式な図面とか

ものすごく正確な図面を書く必要はないんです。

(ただし、大体の部屋の大きさとかは分かるようにね。)

 

でも、ケアマネジメントを行う上で必要な情報は書いておかないといけません。

 

ほとんどの事業所にはアセスメントのシステムが入っていて

その中に家屋見取り図を書くところがあると思います。

きっとみんなそこに記入しているんじゃないでしょうか。

 

しか~し

これでは足りないんですね。

 

なぜか?

 

細かいところが書けないんです。

それと、一番大事なのが本人の

「生活導線」

 

いつもどこにいて

そこからどう動いて

トイレなど頻繁に利用する場所に行くか

玄関からどう出ていくのか。

その時に、どんな動き方をしているのか。

トイレ、浴室、玄関などに段差がどのくらいあって

どんな支障があるのか。

そんなことを書く必要があるので

システムの中だけで完結しないんです。

 

で、また初めに戻るんですが

なんでそんなことが必要なのかというと

「それらと身体機能などを合わせて分析する必要があるから。」

なんですね。

 

出来ないことを見つけるのではなく

住環境を整えるとできるようになることを見つける。

 

そのためにもシステムだけに入れるんじゃなくて

打ち出しをして、手書きでいいので付け足しをしましょう。

 

そんなに細かく書かなくていいです。

赤ペンなどで生活導線や段差などを書いて

是非分析してくださいね。

 

では、月曜日です。

今週も元気にいきましょう!

 

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