気づきのシャワー

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おはようございます。

 

昨日はコミュニケーションの研修をしてました。

 

まずは二人一組になって

3mほど距離を取って向かい合ってもらいます。

そこから、互いに1歩ずつ近寄って行って

「もうこれ以上近寄りたくないな~。

威圧感を感じるな~。」

というところまで進んでもらいます。

 

皆さん、大体同じようなところで威圧感を感じるんですが

人によっては相手が威圧感を感じても

自分はまだ平気という人も。

これは、人によってパーソナルスペースが違うという体験。

 

今度は、一人は正面、一人は横向きになって近づいてもらいます。

こちらは、先ほど試した正面から近づく方法と比べて

かなり近い距離まで近づくことができます。

 

両方を試してもらい

話をするときにお互いの距離を考えないと

相手によってはそれだけで不快感を感じることがあるんだと説明しました。

 

その後で、いくつかのワークをしてもらいました。

ケアマネや社会福祉士などの相談援助職なら

過去に何度もやったようなワークです。

 

これも二人一組になって

最近の楽しかった話を一人がして

もう一人が始めはしっかりとうなづいたり

相槌をうちながら聞きます。

話が弾んできたところでいったん止めて

再度話し始めてもらいますが

今度は相手の顔も見ない

うなづきも相槌もうたないで聞きます。

途端に場の雰囲気が悪くなるっていうワークです。

 

中にはすぐに話が続かなくなってしまった組み合わせも。

 

終わってから感想を聞いてみたんですが

「うなづいてくれると話がしやすかった。」

「うなづきだけでは、本当に聞いてくれているのか不安だった。」

「うなづくときに顔を見てくれたら話しやすかった。」

「うなづきだけでは話にくかったが

それでとか、どんなだったとか質問してくれると

話がどんどん広がっていって気持ちよくしゃべれた。」

というような話が出ました。

 

参加者の意見を聞きながら

「なるほど~。」

と、気づきの嵐!

 

自分が研修を受けるときも気づきはあるんですが

講師役をしているときは参加者の意見を聞いて

コメントもしなくちゃいけないので集中力が違います。

 

日曜日の高室先生の研修もとても役立ちました。

 

参加者にコメントを求めるときにも

つい抽象的すぎる質問をしてしまったり

判断してしまった質問をしたり

失敗ばかりでしたが

とても気づきの多い、濃密な時間でした。

(参加者の皆さんこんな講師役でごめんなさい。)

 

参加者の感想に戻るんですが

皆さんの言うとおりなんですよ。

 

同じように相槌をうっても

相手の顔を見ていないと話が続かないし

「それでどうなったんですか?」

とか、興味を持って話を聞いていないと

相手は話しづらくなってしまうし。

 

「そんなこと当たり前やん。」

と思う人もいるかも知れないけど

ついつい近しい人にそんなことをしていませんか?

家族の顔も見ずに相槌をうったり

興味のない話には適当に返事をしたり。

 

私も皆さんの感想を聞きながら

相手の顔を見て、うなづいたり相槌をうちながら

「それでどうなったの?」

と、質問しようと思います。

というか、します!

 

では、金曜日です。

後一日、張り切っていきましょう!

 

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