病院の違いについて2

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おはようございます。

 

昨日続きです。

今日は「地域包括ケア病棟(病床)」について。

 

この病床は最近出来たものなので、あまり耳慣れないですよね。

「地域包括ケアシステムと関係あるの?」

って、思いますよね。

全く関係ない話ではないんですが…。t_h_c_system_1

右の地域包括ケアシステムの図は、皆さん飽きるほど見たと思います。

この中で医療の部分があります。

ここに地域包括ケア病棟も入ってきます。

 

地域包括ケア病棟(病床)の基本的要件は

・対象疾患は決まっていない。

・入院患者の70%以上が在宅等に退院しなければならない。

・ほんとの項目が包括診療。

・入院期間は60日以内。

 

昨日説明した、回復期リハビリテーション病床より、リハビリの頻度は少なくなっています。

そのことは対象疾患が決まっていないというところからも分かると思います。

イメージとしては下の図のようになります。

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地域で生活している人が体調が悪くなって入院する。

もしくは、急性期病床に入院していたが転院しなくてはならないときに、選択できる病床の一つになります。

積極的にリハビリをする病棟ではなく、在宅に戻るための準備病棟と考えてくださいとのこと。

 

注意して欲しいことは、ほとんどの項目が包括診療なので

「在宅でもらっていた薬を、本人が『欲しいから取ってきて』なんていうのを聞いて、持ってこないでくださいね~~。」

って。

その在宅医が出した薬も、地域包括ケア病棟のある病院もちになってしまうからだそうです。

 

その他、もう一つ大事な注意点が

この病棟から、介護老人保健施設(老健)や保険医療施設に行くことは出来ませんとのこと。

 

今後、この地域包括ケア病棟と関わることが多くなると思います。

基本的な役割や決まりごとを知って、上手に使っていけるようにしておきましょう。

 

では、今日も張り切っていきましょう!

 

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