おはようございます。
一昨日、昨日と香川県介護支援専門員協議会の研修でした。
香川県からの委託で
自立支援を見据えたアセスメントの強化と
介護支援専門員の資質向上という
二つの研修を1日でやりました。
アセスメントの強化研修では
前橋市地域包括支援センターから
山田圭子主任介護支援専門員が来てくれ
丁寧にアセスメントの話しをしてくれました。
その中で印象に残ったところを伝えたいと思います。
一番印象に残ったのは
「ケアマネジメントでリスクマネジメントが出来る。」
ってところ。
例に出していたのは褥瘡。
「ケアマネはなんで褥瘡ができてから訪問看護に連絡してくるの?」
っていう、知り合いの訪問看護師の話しを紹介していました。
その理由は
「褥瘡が出来てから訪問看護に依頼するのではなく
食事量が減った
同じ姿勢をとる時間が多くなった
寝返りがうちにくくなった
皮膚に赤みが出てきた
なんてことに気がついたら
ほうっておけば褥瘡になる可能性がある。
なのに、なんでケアマネは早く言って来ないんだ。
早く訪問看護導入していれば
本人の負担も家族の負担も少なくて済むのに…。」
上の例で講師の先生は
「ケアマネジメントうまくやることでリスクマネジメントができるんですよ。」
と言っていました。
そうなんですよね。
分かっているんだけど、なかなか予後予測ができない。
特に介護、福祉系出身のケアマネには難しい課題です。
でも、ケアマネ業務を少しでもやれば
同じようなケースは見たことがあると思います。
業務の中で知識を蓄えましょう。
そして蓄えた知識を、次のケースに役立てていきましょう。
「でも、そんなこと言ったって、すぐに訪問看護来てくれんし…。」
何度か付き合った訪問看護ステーションで話しやすい看護師さんはいませんでしたか?
判断に迷うとき
自分の知識が少ないな~と思うとき
これはなんだろう、どうなるんだろう?と不安なとき
そんな時には、話しやすい看護師さんに聞いてみましょう。
こんな連携も作っていけば
とても心強いチームができて、リスクマネジメントに役立ちます。
こうやって書いてみると「大変だ~」なんて思うかもしれませんが
きっとみんな普段から自然にやってるはずです。
自信をもって、ネットワークを生かしていきましょう。
では、祭日明け
蒸し暑いですが、今週も頑張りましょう!