おはようございます。
介護保険だけでなく
医療や福祉、介護の現場で
「自立支援」
という言葉を頻繁に聞くと思います。
ケアプランも
「利用者の自立に資するものでないといけない。」
となっています。
しかし、この「自立支援」というか
その前の「自立」でさえ
今のところ定義が明確ではないんですね。
対象者によっても違いますし
支援者である私たちでも
人によってとらえ方、考え方が違っています。
例えば
「すべて以前の元気な時と同じようにできる」
や
「人に頼らずに、自分一人でなんでもできる」
ことが自立と思っている人がいたり
また
「できなかったことをできるようにする」
ことが自立だと思っている人もいたりします。
あなたは「自立」をどうとらえていますか?
全て自分でできることが自立なんでしょうか?
そして、アセスメントも
あなたの考える自立支援の視点でできていますか?
「いや、何が自立支援なのかが分からないから
正解が分からない。」
そんな人もいるでしょう。
例えば
本人が「していること」と「できること」を分けて
アセスメントできていますか?
本人の「できないこと」にばかり焦点を当てていませんか?
その人が「できること」を奪うケアプランをたてていませんか?
何でも「してあげる」ケアプランになっていませんか?
自分の「自立」の定義を今一度じっくり考えたうえで
アセスメントをしてみてください。
もしかすると、違った見方ができるかも知れません。
まだまだその定義が確立していない「自立」
そして、「自立支援」
何が「自立」で、どうすると「自立支援」ができるのか
じっくり考えてみる必要がありそうですね。
では、今日も暑くなりそうです。
熱中症に気をつけて
前向きに行きましょう!