おはようございます。
今日から3月ですね~。
人のケアプランやアセスメントを見ることがあります。
誰のケアプランか知らないので
まったく、何の先入観もなく見ていきます。
まあ、出してくる方は
何か引っかかるところがあるから出してくるんだと思うんですけど
やっぱり「ん?」ってところがあるんですよね。
どんなところに引っかかるかというと
まずはアセスメントもケアプランも
前回の「複写」であること。
これは前回のアセスメントやケアプランを見ずとも分かります。
ある人はアセスメントに同じ文章が何度も出てきます。
ある人はケアプランの認定の有効期限が1年なのに対し
審査会の意見は
「安定しているので認定期間を24カ月とする」
なんてなってて、その期間が一致していませんでした。
複写をするなとは言いません。
言いませんが
するならせめて一目で分かるようなところは
きちんと変更しておいてほしいものです。
アセスメント中の生活歴や病歴は積み上げていくものなので
前回の複写でも大丈夫だと思いますが
身体状況、精神状況や家族の介護力
ADLやIADLは年齢が上がるごとに徐々に低下していき
アセスメントのたびに少しずつ変わっていくのが普通です。
変わったところは書き直しましょう。
また
転倒して骨折したため入院したときなど
アクシデントが起こったときは
入院中に認知症が進行してしまうなど
急激に状態が変化することがあります。
そんなときに、まったく状態の違う
前回のアセスメントが入っていても邪魔になるだけです。
もう、すっきりさっぱり
前回の内容は消しちゃいましょう!
初めから書き直した方が絶対早いですよ。
それと
ときどきアセスメントの特記事項に
外部提供された認定調査の内容を入れているらしいのを見かけます。
これは絶対やめましょう!
アセスメントは担当したケアマネが
自分の目線で行うものです。
認定調査は介護度を出すために行っているもので
ケアマネが行うアセスメントは
生活課題を抽出するために行うものです。
それを解決するためにどのようにすればいいか
その道筋を考えるために行います。
そもそも目的が違うので一緒にはできませんよ。
自分のアセスメントをしっかり行いましょう。
では、金曜日です。
後一日、頑張っていきましょう!